特許
J-GLOBAL ID:200903046402811078

4サイクルエンジンの動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224334
公開番号(公開出願番号):特開平5-065814
出願日: 1991年09月04日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】カムの作動切換によるエンジン出力の変化を滑かに実施できるようにする。【構成】ロッカ軸11に嵌装し低速用カムにより作動する低速用揺腕と、ロッカ軸に形成した偏心大径部に嵌装し中高速用カムにより作動する中高速用揺腕と、ロッカ軸に作動的に連結され、作動油によりこのロッカ軸を正逆方向に回転させて低速用と中高速用カムとの作動を選択的に切り換える油圧アクチュエータ13とを有する動弁装置において、ロッカ軸は、排気弁を作動する排気側低速用及び中高速用揺腕を嵌合した排気側ロッカ軸11a,11bと、吸気弁を作動する吸気側低速用及び中高速用揺腕を嵌合した吸気側ロッカ軸11c,11dとを有し、油圧アクチュエータは、これら排気側及び吸気側ロッカ軸の夫々に作動的に連結して、各ロッカ軸とを独立して回動し得るよう設け、低速用と中高速用カムとの作動切換時には、排気側と吸気側ロッカ軸とを時間差をおいて回動開始させる。
請求項(抜粋):
ロッカシャフトに回転自在に嵌装されて低速用カムにより作動される低速用ロッカアームと、上記ロッカシャフトに形成されたエキセントリック大径部に回転自在に嵌装されて中高速用カムにより作動される中高速用ロッカアームと、上記ロッカシャフトに作動的に連結され、作動オイルの油圧によりこのロッカシャフトを正逆方向に回転させて上記低速用カムと上記中高速用カムとの作動を選択的に切り換える油圧アクチュエータと、を有する4サイクルエンジンの動弁装置において、上記ロッカシャフトは、排気バルブを作動する排気側低速用ロッカアームおよび排気側中高速用ロッカアームが嵌合された排気側ロッカシャフトと、吸気バルブを作動する吸気側低速用ロッカアームおよび吸気側中高速用ロッカアームが嵌合された吸気側ロッカシャフトとを有して成り、上記油圧アクチュエータは、これらの排気側ロッカシャフトおよび吸気側ロッカシャフトのそれぞれに作動的に連結されてこれらの排気側ロッカシャフトと吸気側ロッカシャフトとを独立して回動させ得るよう設けられ、上記低速用カムと中高速用カムとの作動切換時には、排気側ロッカシャフトと吸気側ロッカシャフトとを時間差をおいて回動開始させるよう構成されたことを特徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/18 ,  F02D 11/06 ,  F02D 13/02

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