特許
J-GLOBAL ID:200903046408760645

接地荷重制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-175595
公開番号(公開出願番号):特開平11-020446
出願日: 1997年07月01日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 特定の車輪の接地荷重を効率的に増大させて動力を節約することのできる接地荷重制御装置を提供する。【解決手段】 車体の運動状況や路面状況に応じて選択された車輪の車軸と車体との間に設けたアクチュエータに上下方向加速度を発生させ、その時のばね上質量あるいはばね下質量の慣性力の反力により、当該車輪の接地荷重を一時的に増大させると共に、他の車輪と車体との間に設けたアクチュエータの動作を拘束して当該車輪の車軸と車体との間の上下方向相対距離の変動が抑制されたリジッド状態とするものとする。これにより、車体に発生する慣性力を特定車輪の接地面に集中的に作用させることができ、特定車輪の接地荷重を効率良く高めることが可能となるので、供給動力を節約しつつ車両の運動性を高める上に大きな効果が得られる。
請求項(抜粋):
複数の車輪の各車軸と車体との間の上下方向相対距離を能動的に変化させる複数のアクチュエータを備え、前記複数の車輪の中から車体の運動状態並びに路面状況に応じて選択された特定の車輪に対応した前記アクチュエータに推力を与えてばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方に加速度を発生させ、該加速度に基づくばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方の慣性力の反力を当該特定車輪の接地荷重に加えると共に、当該特定車輪を除く前記複数の車輪のうちの少なくとも一輪に対応した前記アクチュエータの動作を拘束して当該車輪の車軸と車体との間の上下方向相対距離の変化を抑制することを特徴とする接地荷重制御装置。

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