特許
J-GLOBAL ID:200903046409019736
延性,耐食性に優る高張力熱延鋼板と製造法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-027297
公開番号(公開出願番号):特開平5-195143
出願日: 1992年01月18日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 延性を始めとする加工性に優れ、耐食性や外観も良好で、かつC量の大きな変化なしに強度レベル調整を行える高張力熱延鋼板を安定して提供する。【構成】 熱延鋼板を、C:0.05〜 0.3%,Si:2.0%以下,Mn:0.05〜 4.0%,P:0.1%以下,S:0.1%以下,Cr:0.5〜 5.0%,Al:0.1〜 2.0%,N:0.01%以下で、かつ Si(%)+Al(%) ≧ 0.5, 7.0≧ Mn(%)+Cr(%) ≧ 1.0 を満足し、残部がFe及び不可避的不純物から成る組成であって、しかも体積率で5%以上の残留オ-ステナイトを含んだ組織を有して成る構成とする。また、上記成分組成の鋼片を熱間圧延し、Ar3点以上で仕上げ熱延した後、10〜100°C/sの冷却速度で350〜550°Cまで冷却して巻取るか、或いは前記仕上げ熱延後に10°C/s以上の冷却速度で600〜700°Cの温度域まで冷却してから2〜10秒間空冷し、更に20°C/s以上の冷却速度で300〜550°Cまで冷却して巻取る。
請求項(抜粋):
C,Si,Mn,P,S,Cr,Al及びNの含有量が重量割合にてC:0.05〜 0.3%, Si: 2.0%以下, Mn:0.05〜 4.0%,P: 0.1%以下, S: 0.1%以下, Cr: 0.5〜 5.0%,Al: 0.1〜 2.0%, N:0.01%以下で、かつSi(%)+Al(%) ≧ 0.5,7.0 ≧ Mn(%)+Cr(%) ≧ 1.0を満足すると共に残部がFe及び不可避的不純物から成る成分組成であって、しかも体積率にて5%以上の残留オ-ステナイトを含んだ組織を有して成ることを特徴とする、延性及び耐食性の優れた高張力熱延鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301
, C21D 8/02
, C22C 38/18
引用特許:
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