特許
J-GLOBAL ID:200903046410722653
調節可能な可変型油空圧式緩衝装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-523868
公開番号(公開出願番号):特表平9-510284
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】油空圧式緩衝装置は液圧式流体充填シリンダ(1)を含み、該シリンダは、前記液圧流体を循環させるために外力により動かされる可動アッセンブリと合体されている。可動アッセンブリは、液圧流体のための貯蔵部を形成する内部細長空間(13)を有したプッシュロッド(2)の端部に設けられた中空移動ピストン(3)から成る。ピストン(3)及びプッシュロッド(2)が移動すると、流体は、伸縮両方向のストロークにおいて漸次可変での緩衝を提供する可変流量移動チャネル(11)を介して流れる。
請求項(抜粋):
液圧流体(例えばオイル)が充填され、外力の駆動により移動できるアッセンブリと関連した本体又はシリンダ(1)を備え、前記液圧流体にこれら二つの部分の相対動作による循環を生じさせる調整可能な可変油空圧緩衝装置において、 前記可動アッセンブリは中空移動ピストン(3)から成ってその動きは前記液圧流体に沿って駆動し、前記ピストンはその外周面が前記本体又はシリンダ(1)の内面をスライドするものでロッド又はプッシュロッド(2)の端部に取り付けられており、該ロッド又はプッシュロッドは前記液圧流体のための貯蔵部を形成する細長空所(13)を含んでおり、該空所(13)はその解放端と反対側の端部に前記液圧流体をガスの貯蔵部(19)と分離する「自由ピストン」として知られる部材(17)を含んでおり、 力が付与されると、前記ピストン(3)/プッシュロッド(2)の動きに基づき、前記シリンダ(1)の前記内壁により構成されたチャンバ(10)と前記プッシュロッド(2)の前記細長空所(13)との間に、移動チャネル(11)を介した前記流体の循環が生じ、該移動チャネルは、前記ピストン(3)の内部断面及び「調節」部材(4)の外面により規定される可変流量を有し、該調整部材は可変断面を有するロッドから成ってその基部は前記アッセンブリの前記本体又はシリンダ(1)に接続され、かつ、該調節器(4)が前記ピストン(3)の前記内部空所内に入り込んだ状態で前記本体(1)/調節器(4)アッセンブリに対する前記プッシュロッド(2)-ピストン(3)の相対移動が生じた際に、該調整部材の外形によって前記液体が占める環状空間の断面が変化し、この断面の変化が例えば全ストロークにわたる漸次的な可変緩衝作用を及ぼし、この緩衝作用が伸び側ストローク及び復帰ストロークの双方に発揮され、 前記自由ピストン(17)により、該装置の前記各部材の移動による体積の差分が補償される、ことを特徴とする可変油空圧緩衝装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
-
特公昭48-020567
-
特開昭63-092847
-
特開昭57-126797
前のページに戻る