特許
J-GLOBAL ID:200903046428140112

電力系統の高調波特性測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 龍太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174939
公開番号(公開出願番号):特開2001-004686
出願日: 1999年06月22日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】【課題】 電力系統の注入点の負荷側の既知のアドミタンス又はインピーダンスを利用して注入点の負荷側又は上位側の着目高調波の高調波特性を測定する。【解決手段】 注入点Piから負荷側に流れる両次数間高調波それぞれの電流ImLを測定し、電流ImLのうちの注入点Piの負荷側近傍の負荷装置10に流れる電流ImL ’を測定し、装置10の既知のアドミタンス又はインピーダンスから換算した両次数間高調波それぞれのアドミタンスYmL’又はインピーダンスZmL’と電流ImL ’とにより、電力系統1の両次数間高調波それぞれの電圧Vmを求め、電流ImL又はImUと,電圧Vmとにより、電力系統1の測定側の両次数間高調波それぞれのアドミタンスYmL,YmU又はインピーダンスZmL,ZmUを算出して測定側の着目高調波の高調波アドミタンス又は高調波インピーダンスを決定する。
請求項(抜粋):
注入装置から電力系統の注入点に、測定対象の着目高調波(周波数n・fs)を挟む系統基本波周波数fsの非整数倍の2周波数fm<SB>1 </SB>,fm<SB>2</SB>(fm<SB>1</SB><n・fs<fm<SB>2</SB>)の次数間高調波の電流を注入し、電力系統の前記注入点の負荷側又は上位側を測定側とし、前記注入点に注入される前記両次数間高調波の電流及び電力系統の前記両次数間高調波の電流,電圧により、電力系統の前記測定側の前記両次数間高調波それぞれのアドミタンス又はインピーダンスを算出し、前記両次数間高調波のアドミタンス又はインピーダンスに基づき電力系統の前記測定側の前記着目高調波の等価回路の高調波アドミタンス又は高調波インピーダンスを補間演算して決定し、電力系統の測定側の前記着目高調波の特性を測定する高調波特性測定方法において、前記注入装置から前記注入点に注入される電流と前記注入点の上位側の電流との差又は前記注入点の負荷側の電流の計測により、前記注入点から負荷側に流れる前記両次数間高調波それぞれの電流Im<SB>L</SB>を測定し、前記電流Im<SB>L </SB>のうちの前記注入点の負荷側近傍のコンデンサ装置等の基本波或いは高調波のアドミタンス又はインピーダンスが既知の負荷装置に流れる電流Im<SB>L</SB>’を測定し、前記負荷装置の既知のアドミタンス又はインピーダンスから換算した前記負荷装置の前記両次数間高調波それぞれのアドミタンスYm<SB>L </SB>’又はインピーダンスZm<SB>L</SB>’と前記電流Im<SB>L</SB>’とにより、電力系統の前記両次数間高調波それぞれの電圧Vm(=Im<SB>L</SB>’/Ym<SB>L</SB>又はIm<SB>L</SB>’・Zm<SB>L</SB>’)を求め、前記電流Im<SB>L </SB>又は前記注入点から上位側に流れる前記両次数間高調波それぞれの電流Im<SB>U </SB>と,前記電圧Vmとにより、電力系統の測定側の前記両次数間高調波それぞれのアドミタンスYm<SB>L</SB>(=Im<SB>L</SB>/Vm),Ym<SB>U</SB>(=Im<SB>U</SB>/Vm)又はインピーダンスZm<SB>L</SB>(=Vm/Im<SB>L</SB>),Zm<SB>U</SB>(=Vm/Im<SB>U</SB>)を算出して電力系統の測定側の前記着目高調波の高調波アドミタンス又は高調波インピーダンスを決定することを特徴とする電力系統の高調波特性測定方法。
IPC (4件):
G01R 31/00 ,  G01R 23/20 ,  G01R 27/02 ,  H02J 3/01
FI (5件):
G01R 31/00 ,  G01R 23/20 C ,  G01R 23/20 E ,  G01R 27/02 A ,  H02J 3/01 B
Fターム (9件):
2G028BB20 ,  2G028BF01 ,  2G028CG08 ,  2G036AA03 ,  2G036AA06 ,  2G036BA01 ,  2G036BB01 ,  2G036BB20 ,  5G066EA10

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