特許
J-GLOBAL ID:200903046428462250

グリコーゲンホスホリラーゼ抑制剤としての置換されたN-(インドール-2-カルボニル)-グリシンアミド類および誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500244
公開番号(公開出願番号):特表平10-511687
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】グリコーゲンホスホリラーゼ抑制剤としてのR6がカルポキシ、(C1-C8)アルコキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、C(O)NR8R9またはC(O)R12である式(I)の化合物、該抑制剤を含有する製薬学的組成物並びに哺乳動物における糖尿病、高血糖症、高コレステロール血症、高血圧症、高インスリン症、高脂血症、アテローム硬化症および心筋虚血を処置するための該抑制剤の使用。
請求項(抜粋):
式I[式中、点線(-)は任意の結合であり、点線(-)が結合である時にはAは-C(H)=、-C((C1-C4)アルキル)=、-C(ハロ)=または-N=であり、或いは点線(-)が結合でない時にはAはメチレンまたは-CH((C1-C4)アルキル)-であり、R1、R10またはR11は互いに独立してH、ハロ、シアノ、4-、6-もしくは7-ニトロ、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、フルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルであり、R2はHであり、R3はHまたは(C1-C5)アルキルであり、R4はH、メチル、エチル、n-プロピル、ヒドロキシ(C1-C3)アルキル、(C1-C3)アルコキシ(C1-C3)アルキル、フェニル(C1-C4)アルキル、フェニルヒドロキシ(C1-C4)アルキル、(フェニル)(C1-C4)-アルコキシ)(C1-C4)アルキル、チエン-2-もしくは-3-イル(C1-C4)アルキルまたはフル-2-もしくは-3-イル(C1-C4)アルキルであり、ここで該R4環は独立して炭素上でH、ハロ、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、アミノ、シアノもしくは4,5-ジヒドロ-1H-イミダゾール-2-イルでモノ-、ジ-またはトリ-置換されており、或いはR4はピリド-2-、-3-もしくは-4-イル(C1-C4)アルキル、チアゾール-2-、-4-もしくは-5-イル(C1-C4)アルキル、イミダゾール-2-、-4-もしくは-5-イル(C1-C4)アルキル、ピロール-2-もしくは-3-イル(C1-C4)アルキル、オキサゾール-2-、-4-もしくは-5-イル(C1-C4)アルキル、ピラゾール-3-、-4-もしくは-5-イル(C1-C4)アルキル、イソキサゾール-3-、-4-もしくは-5-イル(C1-C4)アルキル、ピリダジン-3-もしくは-4-イル(C1-C4)アルキル、ピリミジン-2-、-4-、-5-もしくは-6-イル(C1-C4)アルキル、ピラジン-2-もしくは-3-イル(C1-C4)アルキル、1,3,5-トリアジン-2-イル(C1-C4)アルキルまたはインドール-2-(C1-C4)アルキルであり、ここで該前記のR4複素環は場合によりハロ、トリフルオロメチル、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、アミノ、ヒドロキシまたはシアノでモノ-もしくはジ-置換されていてもよくそして該置換基は炭素に結合されており、或いはR4はR15-カルボニルオキシメチルであり、ここで該R15はフェニル、チアゾリル、イミダゾリル、1H-インドリル、フリル、ピロリル、オキサゾリル、ピラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニルまたは1,3,5-トリアジニルでありそしてここで該前記のR15環は場合によりハロ、アミノ、ヒドロキシ、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシまたはトリフルオロメチルでモノ-もしくはジ-置換されていてもよくそして該モノ-もしくはジ-置換基は炭素に結合されており、R5はH、メチル、エチル、n-プロピル、ヒドロキシメチルまたはヒドロキシエチルであり、R6はカルボキシ、(C1-C8)アルコキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、C(O)NR8R9またはC(O)R12であり、ここでR8はH、(C1-C6)アルキル、シクロ(C3-C6)アルキル、シクロ(C3-C6)アルキル(C1-C5)アルキル、ヒドロキシまたは(C1-C8)アルコキシであり、そしてR9はH、シクロ(C3-C8)アルキル、シクロ(C3-C8)アルキル(C1-C5)アルキル、シクロ(C4-C7)アルケニル、シクロ(C3-C7)アルキル(C1-C5)アルコキシ、シクロ(C3-C7)アルキルオキシ、ヒドロキシ、メチレン-過弗素化された(C1-C8)アルキル、フェニル、または複素環であり、ここで該複素環はピリジル、フリル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピラニル、ピリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピペラジニル、1,3,5-トリアジニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイミダゾリル、チオクロマニルまたはテトラヒドロベンゾチアゾリルであり、ここで該複素環は炭素-窒素結合されており、或いはR9は(C1-C6)アルキルまたは(C1-C8)アルコキシであり、ここで該(C1-C6)アルキルまたは(C1-C8)アルコキシは場合によりシクロ(C4-C7)アルケン-1-イル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、ピロリル、ピロリジニル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、ピラニル、ピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、1-オキソチオモルホリニル、1,1-ジオキソチオモルホリニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピペラジニル、1,3,5-トリアジニルまたはインドリルでモノ置換されていてもよくそしてここで該(C1-C6)アルキルまたは(C1-C8)アルコキシは場合によりさらに独立してハロ、ヒドロキシ、(C1-C5)アルコキシ、アミノ、モノ-N-もしくはジ-N,N-(C1-C5)アルキルアミノ、シアノ、カルボキシ、または(C1-C4)アルコキシカルボニルでモノ-もしくはジ-置換されていてもよく、そしてここでR9環は場合により独立して炭素上でハロ、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシ(C1-C4)アルキル、アミノ(C1-C4)アルキル、モノ-N-もしくはそしてジ-N,N-(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル、アミノ、モノ-N-もしくはジ-N,N-(C1-C4)アルキルアミノ、シアノ、カルボキシ、(C1-C5)アルコキシカルボニル、カルバモイル、ホルミルまたはトリフルオロメチルでありそして該R9環は場合によりさらに独立して(C1-C5)アルキルまたはハロで置換されていてもよく、但し条件として、R9複素環上には第四級化された窒素は含まれず、R12はモルホリノ、チオモルホリノ、1-オキソチオモルホリノ、1,1-ジオキソチオモルホリノ、チアゾリジン-3-イル、1-オキソチアゾリジン-3-イル、1,1-ジオキソチアゾリジン-3-イル、ピロリジン-1-イル、ピペリジン-1-イル、ピペラジン-1-イル、ピペラジン-4-イル、アゼチジン-1-イル、1,2-オキサジナン-2-イル、ピラゾリジン-1-イル、イソキサゾリジン-2-イル、イソチアゾリジン-2-イル、1,2-オキサゼチジン-2-イル、オキサゾリジン-3-イル、3,4-ジヒドロイソキノリン-2-イル、1,3-ジヒドロイソインドール-2-イル、3,4-ジヒドロ-2H-キノール-1-イル、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]オキサジン-4-イル、2,3-ジヒドロ-ベンゾ[1,4]-チアジン-4-イル、3,4-ジヒドロ-2H-キノキサリン-1-イル、3,4-ジヒドロ-ベンゾ[c][1,2]オキサジン-1-イル、1,4-ジヒドロ-ベンゾ[d][1,2]オキサジン-3-イル、3,4-ジヒドロ-ベンゾ[e][1,2]-オキサジン-2-イル、3H-ベンゾ[d]イソキサゾール-2-イル、3H-ベンゾ[c]イソキサゾール-1-イルまたはアゼパン-1-イルであり、ここで該R12環は場合により独立してハロ、(C1-C5)アルキル、(C1-C5)アルコキシ、ヒドロキシ、アミノ、モノ-N-もしくはジ-N,N-(C1-C5)アルキルアミノ、ホルミル、カルボキシ、カルバモイル、モノ-N-もしくはジ-N,N-(C1-C5)アルキルカルバモイル、(C1-C6)アルコキシ(C1-C3)アルコキシ、(C1-C5)アルコキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、(C1-C5)アルコキシカルボニル(C1-C5)アルキル、(C1-C4)アルコキシカルボニルアミノ、カルボキシ(C1-C5)アルキル、カルバモイル(C1-C5)アルキル、モノ-N-もしくはジ-N,N-(C1-C5)アルキルカルバモイル(C1-C5)アルキル、ヒドロキシ(C1-C5)アルキル、(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル、アミノ(C1-C4)アルキル、モノ-N-もしくはジ-N,N-(C1-C4)アルキルアミノ(C1-C4)アルキル、オキソ、ヒドロキシイミノまたは(C1-C6)アルコキシイミノでモノ-、ジ-またはトリ-置換されていてもよくそしてここで2個より多い置換基はオキソ、ヒドロキシイミノまたは(C1-C6)アルコキシイミノから選択されずそしてオキソ、ヒドロキシイミノまたは(C1-C6)アルコキシイミノは非芳香族炭素上であり、そしてここで該R12環は場合によりさらに独立して(C1-C5)アルキルまたはハロでモノ-もしくはジ-置換されていてもよく、但し条件としてR6が(C1-C5)アルコキシカルボニルまたはベンジルオキシカルボニルである時にはR1は5-ハロ、5-(C1-C4)アルキルまたは5-シアノでありそしてR4は(フェニル)(ヒドロキシ)(C1-C4)アルキル、(フェニル)(C1-C4)アルコキシ)(C1-C4)アルキル、ヒドロキシメチルまたはAr(C1-C2)アルキルであり、ここでArはチエン-2-もしくは-3-イル、フル-2-もしくは-3-イルまたはフェニルであり、該Arは場合により独立してハロでモノ-もしくはジ-置換されていてもよく、但し条件としてR4がベンジルであり且つR5がメチルである時にはR12は4-ヒドロキシ-ピペリジン-1-イルではなくまたはR4がベンジルであり且つR5がメチルである時にはR6はC(O)N(CH3)2ではなく、但し条件としてR1およびR10およびR11がHである時にはR4はイミダゾール-4-イルメチル、2-フェニルエチルまたは2-ヒドロキシ-2-フェニルエチルではなく、但し条件としてR8およびR9の両者がn-ペンチルである時にはR1のいずれも5-クロロ、5-ブロモ、5-シアノ、5(C1-C5)アルキル、5(C1-C5)アルコキシまたはトリフルオロメチルではなく、但し条件としてR12が3,4-ジヒドロイソキノール-2-イルである時該3,4-ジヒドロイソキノール-2-イルはカルボキシ((C1-C4)アルキルで置換されておらず、但し条件としてR8がHであり且つR9が(C1-C6)アルキルである時R9はNHR9の窒素原子Nと結合されている炭素上でカルボキシまたは(C1-C4)アルコキシカルボニルで置換されておらず、そして但し条件としてR6がカルボキシであり且つR1、R10、R11およびR5が全てHである時にはR4はベンジル、H、(フェニル)(ヒドロキシ)メチル、メチル、エチルまたはn-プロピルではない]の化合物並びにその製薬学的に許容可能な塩類およびプロドラッグ。
IPC (8件):
C07D207/12 ,  C07D205/04 ,  C07D211/22 ,  C07D213/50 ,  C07D277/30 ,  C07D295/18 ,  C07D333/22 ,  C07K 5/078
FI (8件):
C07D207/12 ,  C07D205/04 ,  C07D211/22 ,  C07D213/50 ,  C07D277/30 ,  C07D295/18 Z ,  C07D333/22 ,  C07K 5/078

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