特許
J-GLOBAL ID:200903046430323780

流速分布測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守田 賢一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-299407
公開番号(公開出願番号):特開平10-123163
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 簡易な演算で迅速に二次元流れ場の流速分布を測定する。【解決手段】 後時刻フレームについて、前時刻フレームのトレーサ粒子P1〜P3を含む画像部をテンプレート画像として当該テンプレート画像との輝度相互相関値Rfgを下式〔1〕により算出する。輝度相互相関値の最小値Rmin を下式〔2〕により正規化し、この正規化値Rrが最大値を示す後時刻フレーム中の各画像部に前時刻フレーム中の各画像部が移動したものとして二次元流速分布を得る。Rfg=Σ|fi -gi |...〔1〕ここで、テンプレート画像および画像部の画素数をそれぞれnとして、1≦i ≦nであり、fi はテンプレート画像に含まれるi 番目の画素の輝度、gi は後時刻の二次元流れ場画像の画像部に含まれるi 番目の画素の輝度である。Rr=|(Rmin -Rmean)/Rmean|...〔2〕ここで、Rmin は輝度相互相関値Rfgの最小値、Rmeanは輝度相互相関値Rfgの平均値である。
請求項(抜粋):
時間間隔をおいて測定された一対の二次元流れ場画像のうち後時刻の二次元流れ場画像について、前時刻の二次元流れ場画像中の所定の画像部をテンプレート画像として当該テンプレート画像との輝度相互相関値Rfgを下式〔1〕により算出し、当該輝度相互相関値Rfgが最小値を示す前記後時刻の二次元流れ場画像中の画像部に前記前時刻の二次元流れ場画像中の所定の画像部が移動したものとして二次元流速分布を得ることを特徴とする流速分布測定方法。Rfg=Σ|fi -gi |...〔1〕ここで、前記テンプレート画像および前記画像部の画素数をそれぞれnとして、1≦i ≦nであり、fi はテンプレート画像に含まれるi 番目の画素の輝度、gi は後時刻の二次元流れ場画像の画像部に含まれるi 番目の画素の輝度である。
IPC (3件):
G01P 5/20 ,  G01P 5/22 ,  G06T 7/20
FI (3件):
G01P 5/20 F ,  G01P 5/22 L ,  G06F 15/70 410

前のページに戻る