特許
J-GLOBAL ID:200903046433465690

ポンプの入口減圧弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043440
公開番号(公開出願番号):特開平11-242524
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 ポンプを直列に接続して放水する場合に、下流側ポンプに大きな圧力が作用しないようにし、かつ、下流側ポンプが燃料切れなどで停止しても放水作業を続行する。【解決手段】 複数台のポンプを直列に接続したとき、下流側ポンプの入口側に入口減圧弁10を接続することにより、放水作業時には下流側ポンプの入口側の圧力を第1空間24に作用する大気圧と同じに維持でき、下流側ポンプに大きな圧力が作用することを防止できる。また、上流側ポンプの運転中に下流側ポンプが燃料切れなどで停止した場合には、入口減圧弁10に設けた切替手段33を切り替えて第2空間25を大気中に連通させることにより、この入口減圧弁10の機能を解除することができ、従って、入口減圧弁10を取り付けたポンプが燃料切れなどにより停止した場合でも、そのポンプの入口減圧弁10を取り外すために放水作業を中断することなく、放水作業を続行できる。
請求項(抜粋):
内部に流路が形成されてポンプの入口側に接続される減圧弁ケースと、この減圧弁ケース内に設けられて流路の流軸方向に沿って摺動自在な可動軸と、この可動軸の上流側端部に固定された第1受圧部材と、前記減圧弁ケース内に位置固定されて前記第1受圧部材を囲む内部壁と、この内部壁の内側において前記第1受圧部材により仕切られた第1空間と第2空間と、前記可動軸の下流側端部に固定された弁体と、前記流路の内周面に形成されて前記可動軸が上流側へ所定位置まで摺動したときに前記弁体が着座する弁座と、前記可動軸に固定されて前記弁座より上流側に位置する第2受圧部材と、前記第1空間と大気中とを連通する第1連通路と、前記第2空間と前記流路の前記弁座より下流側部分とを連通する第2連通路と、この第2連通路の途中に設けられて前記第2空間を前記流路における前記弁座の下流側又は大気中に連通させる切替手段とを設けたことを特徴とするポンプの入口減圧弁。
IPC (4件):
G05D 16/06 ,  F04B 23/04 ,  F16K 17/164 ,  A62C 31/00
FI (4件):
G05D 16/06 H ,  F04B 23/04 ,  F16K 17/164 ,  A62C 31/00

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