特許
J-GLOBAL ID:200903046435451085

エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-249998
公開番号(公開出願番号):特開平6-101528
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 パージ学習値をバッテリバックアップするとともに、エンジン始動時にこの学習値に所定値を上乗せすることにより、エンジン始動後の1回目のパージ学習が行われるまでのあいだも空燃比エラーを小さくする。【構成】 運転条件信号を受けてパージON条件が判定されると、パージガス導入装置32ではパージ弁を開いてキャニスタからパージガスを吸気管に導入する。その一方で、パージON,OFFへの切換時に空燃比フィードバック補正量αの変化にもとづいてこの値αが所定幅内に収まるように、学習値更新手段38でメモリ35に格納されているパージ学習値を更新し、このパージ学習値をバッテリバックアップ手段39でバッテリバックアップする。始動時になると、エンジン停止中のキャニスタ吸着量の増加に対応する上乗せ量を前記バッテリバックアップされたパージ学習値に加算手段41が加算する。
請求項(抜粋):
運転条件信号を受けてパージON,OFFの条件を判定する手段と、この判定結果よりパージON条件でパージ弁を開いてキャニスタからパージガスを吸気管に導入する装置とを備えるエンジンの蒸発燃料処理装置において、空燃比フィードバック補正量が所定幅内に収まるように空燃比センサの出力から空燃比フィードバック補正量を算出する手段と、前記判定結果よりパージON条件でメモリに格納されているパージ学習値、前記フィードバック補正量および運転条件に応じた基本噴射量を用いて燃料噴射量を算出する手段と、この燃料噴射量を吸気管に供給する装置と、前記パージON,OFFへの切換時に前記空燃比フィードバック補正量の変化にもとづいてこの空燃比フィードバック補正量が前記所定幅内に収まるように前記メモリに格納されているパージ学習値を更新する手段と、前記メモリに格納されているパージ学習値をバッテリバックアップする手段と、始動時かどうかを判定する手段と、エンジン停止中のキャニスタ吸着量の増加に対応する上乗せ量を始動時に前記バッテリバックアップされたパージ学習値に加算する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (5件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02M 25/08 301

前のページに戻る