特許
J-GLOBAL ID:200903046440928191
均一なグラス皮膜を有し、磁気特性の著しく優れた方向性電磁鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-336429
公開番号(公開出願番号):特開平6-184638
出願日: 1992年12月16日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 均一なグラス皮膜を有し、磁気特性の著しく優れた方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。【構成】 方向性電磁鋼板の製造に当り、脱炭焼鈍工程において生成する酸化膜成分が〔(Fe、Mn)O〕a・〔SiO2 〕b中Fe、Mn分が(FeO+MnO)/酸化膜中全SiO2 として0.10〜0.50となり、且つ酸化膜中全SiO2 が0.60〜1.70g/m2 となるように脱炭焼鈍する。また、脱炭焼鈍後の酸化膜中全SiO2 形成量を下記式により制御することからなる。【数1】(t:板厚(mm)、W:酸化膜中全SiO2量(g/m2)、0.15≦t≦0.4 )
請求項(抜粋):
重量でC;0.021〜0.075%、Si;2.5〜4.5%、Mn;0.05〜0.45%、S;≦0.014%、酸可溶Al;0.010〜0.040%、N;0.0030〜0.0130%、Sn;0.03〜0.50%を含有し、残部がFe及び不可避の不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱した後、熱延し、得られた熱延板を1回または焼鈍を挟む2回以上の冷延により最終板厚とし、次いで脱炭焼鈍をした後、または脱炭焼鈍の後半と脱炭焼鈍を行った後の両方で窒化処理をし、焼鈍分離剤を塗布し、高温仕上焼鈍することからなる方向性電磁鋼板の製造方法において、脱炭焼鈍工程において生成する酸化膜成分{(Fe、Mn)O}a ・{SiO2 }b 中のFe、Mn分が(FeO+MnO)/酸化膜中全SiO2 として0.10〜0.50、且つ酸化膜中全SiO2 が0.6〜1.7g/m2 となるように脱炭焼鈍し、焼鈍分離剤を塗布し、最終仕上焼鈍することからなる均一なグラス皮膜を有し、磁気特性の著しく優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/12
, C21D 3/04
, C21D 9/46
, C22C 38/00 303
, C22C 38/06
, H01F 1/16
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