特許
J-GLOBAL ID:200903046461306743

透視性のあるカラー模様付装飾積層ガラス板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111970
公開番号(公開出願番号):特開平7-291681
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【構成】透明板ガラス基板または透明板ガラス基板に積層されるポリエチレンテレフタレート樹脂膜の片面上に、特定のプリンターでコンピュータより呼び出したカラー画像の塗布層を形成した後、この塗布層上にスプレー噴霧塗装法等で白色塗料と黒色または灰色塗料の塗布層を形成、乾燥し、次いで、コンピュータより呼び出した所望の透視率、透光率をもつ所定のパターンをレーザビーム彫刻器で上記3つの塗布層に彫刻して塗布層からなる不透明部と塗布層のない空間部とを形成し、次いで、透明接着剤で黒色または灰色塗料塗布層面に他の透明板ガラス基板を貼り合わせることを特徴とする透視性のあるカラー模様付装飾積層ガラス板の製造方法。【効果】本発明によれば、室内から外を見た場合に透視性があって外の風景を眺めることができ、また外から見た場合にはカラー模様図案のみが眺められるカラー模様付装飾積層ガラス板を得ることができる。
請求項(抜粋):
コンピュータにより事前に作成してコンピュータに記憶させた所望の模様図案のカラー画像を呼び出し、平板状の透明な板ガラス基板の片面上に、その画像をカラーインクジェットプリンターで塗料塗布してカラー画像塗布層を形成し、次いで、前記カラー画像塗布層の上に、白色塗料の塗布と黒色または灰色塗料の塗布をスプレー噴霧塗装法またはローリング塗装法で行なって白色塗料塗布層と黒色または灰色塗料塗布層を形成、乾燥し、次いで、前記コンピュータにより事前に作成してコンピュータに記憶させた、複数のドット、四角形、菱形あるいは六角形からなる網状または筋柄模様から構成される、所望の透光率をもつ所定のパターンを選択し、そのパターンをレーザビーム彫刻器で前記カラー画像塗布層、白色塗料塗布層、および黒色または灰色塗料塗布層に彫刻して、カラー画像塗布層、白色塗料塗布層、および黒色または灰色塗料塗布層からなる不透明部と、これらの塗布層が取り除かれてなる透明な空間部とを形成し、次いで、透明な接着剤で前記空間部を充填して不透明部上に接着剤層を設け、黒色または灰色塗料塗布層面に他の平板状の透明な板ガラス基板、または平板状の透明なポリエステルもしくはポリカーボネートの樹脂板を貼り合わせてなることを特徴とする透視性のあるカラー模様付装飾積層ガラス板の製造方法。
IPC (2件):
C03C 27/12 ,  B32B 17/10

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