特許
J-GLOBAL ID:200903046464410231

加圧流動層ボイラの起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091988
公開番号(公開出願番号):特開平5-264001
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ボイラ本体からガスタービンまでに配置されている各機器の接ガス部に水分が付着するのを防止する。【構成】 熱風発生炉14からの熱風Hにより熱空気AHが生成され、熱空気はダクト26からボイラ本体2に接続されたダクト5、サイクロン式集塵器4、ダクト7、セラミックフィルタ6、ダクト9、ガスタービン8の順に送られ、その間に配置されている各機器の接ガス部を所定の温度に加熱する。又各機器の接ガス部が所定の温度になると、熱風Hがボイラ本体2へ吹込まれ、ベッド材3を流動層化して加熱する。流動層を加熱した後の熱風Hはボイラ本体2からダクト5、サイクロン式集塵器4、ダクト7、セラミックフィルタ6、ダクト9、ガスタービン8の順に送られる。この際、熱風Hには、多量の水分が含まれているが、各機器の接ガス部は熱空気により所定の温度に予熱されているため、熱風中の水蒸気が凝縮しダストが接ガス部に付着することはない。
請求項(抜粋):
燃焼ガスと空気を混合させた熱風をボイラ本体へ吹込み、該熱風によりボイラ本体内のベッド材を流動させて流動層を形成するとともに該流動層を加熱し、ボイラ本体から排出された熱風をガスタービンを通して外部へ排出し、前記流動層が所定の温度になったら流動層に燃料を投入し燃焼させて燃焼ガスを生成させ、該燃焼ガスをボイラ本体からガスタービンへ送って該ガスタービンを起動するとともにガスタービンにより圧縮機を駆動し、圧縮機からの圧縮空気を前記流動層へ送給し加圧流動層ボイラを起動するようにした加圧流動層ボイラの起動方法において、前記熱風をボイラ本体へ吹込む前に、燃焼ガスを含まない熱空気により前記ボイラ本体からガスタービンまでの間に配設された各機器の接ガス部を、前記熱風中の水蒸気が凝縮しない温度まで予熱することを特徴とする加圧流動層ボイラの起動方法。
IPC (3件):
F22B 1/02 ,  F23C 11/02 306 ,  F23C 11/02 310
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-049057

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