特許

J-GLOBAL ID：200903046465100392

溶融炉に於ける溶融メタルの水砕方法及びその装置

発明者： 熊崎 博志 ,  鮫島 良二
出願人/特許権者： 株式会社タクマ
代理人 (1件)： 杉本 丈夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-240233
公開番号（公開出願番号）：特開2001-065827
出願日： 1999年08月26日
公開日（公表日）： 2001年03月16日
要約：

【要約】【課題】 産業廃棄物やごみ焼却施設から排出された焼却灰や飛灰を溶融処理する溶融炉に於いて、溶融炉本体の底部レベルから抜き出した溶融メタルを高能率で安全に、しかも確実に細かな粒状のメタルに水砕できるようにする。【解決手段】 溶融炉本体3内の溶融メタルM1 を炉壁に設けた孔11を通して外部へ抜き出す構成とした溶融炉に於いて、前記孔11から抜き出した溶融メタルM1 を、孔11の下方に傾斜状に配設した耐火物20cを内張りして成る樋20を通して流下させると共に、流下して来た溶融メタルM1 を樋20の下端から水槽21内又は溶融メタル溜め24内へ落下させ、更に、樋20の下端又は溶融メタル溜め24の排出口24aと前記水槽21の冷却水21aとの間に設けた水砕水ノズル22から、前記冷却水21a内へ落下する直前の溶融メタルM1 に向けて水砕水22aを噴射することにより、溶融メタルM1 を細かな粒状の固化物にする。

請求項（抜粋）：

溶融炉本体内の溶融メタルを炉壁に設けた孔を通して外部へ抜き出す構成とした溶融炉に於いて、前記孔から抜き出した溶融メタルを、孔の下方に傾斜状に配設した耐火物張りして成る樋を通して流下させると共に、流下して来た溶融メタルを樋の下端又は樋を経由して一旦耐火性の溶融メタル溜めに受け、その排出口から水槽内へ落下させ、更に、樋の下端又は前記溶融メタル溜めの排出口と前記水槽の冷却水との間に設けた水砕水ノズルから、前記冷却水内へ落下する直前の溶融メタルに向けて水砕水を噴射することにより、溶融メタルを細かな粒状の固化物にするようにしたことを特徴とする溶融炉における溶融メタルの水砕方法。

IPC (3件)：

F23G 5/00 115 ,  F23G 5/00 ZAB ,  F27D 3/14

FI (3件)：

F23G 5/00 115 Z ,  F23G 5/00 ZAB ,  F27D 3/14 Z

Fターム (14件)：

3K061AA18 ,  3K061AB03 ,  3K061AC01 ,  3K061AC03 ,  3K061BA01 ,  3K061CA12 ,  3K061DA13 ,  3K061DB11 ,  3K061DB12 ,  3K061DB20 ,  4K055AA00 ,  4K055AA10 ,  4K055BA05 ,  4K055JA01

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開昭55-162586
  
• 特開昭57-106545
  
• カルシウムベーススラグの水砕方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-255573   出願人：三菱マテリアル株式会社
• 特開昭61-083653