特許
J-GLOBAL ID:200903046468698930

転削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-230604
公開番号(公開出願番号):特開平6-079514
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 工具本体1に形成されたチップ着座面4に、押圧面5Eを有するチップ5が装着されている。この押圧面5Eに臨むチップポケット3の内周部には、工具本体1に開口し、工具本体1の径方向内方に向かうにしたがって漸次回転方向後方側に傾斜するとともに、凹部7およびネジ穴8を有する取付穴10を設け、ここに螺着されるクランプネジ9には、頭部9Aと雄ネジ部9Bとを設けた。また、押圧面5Eの傾斜面に頭部9Aに当接するくさび面5E1(第1の凹溝部)と雄ネジ部9Bに当接する凹溝部5E2(第2の凹溝部)とを設けた。この取付穴10にクランプネジ9を螺着することにより、頭部9Aで押圧面5Eのくさび面5E1を回転方向後方側に押圧することにより、チップ5を着座面に押圧して固定するようにした。【効果】 工具本体に生じる歪やたわみを防止し、剛性を確保できる。
請求項(抜粋):
回転軸線を中心として回転する円板状をなす工具本体の外周部に、凹状に切り欠かれたチップポケットを形成し、上記チップポケットの回転方向後方側の壁面にチップ着座面を形成し、上記チップ着座面に、着座面と、上記着座面の反対側に押圧面と、切刃とを有するチップを、上記切刃を上記工具本体の外周から外方に突出させ、かつ、上記着座面を上記チップ着座面に当接させて載置し、上記工具本体のチップポケットの内周部に、上記チップ着座面に臨む位置に開口し、かつ、上記工具本体の径方向内方に向かうにしたがって漸次回転方向後方側に傾斜するとともに内部にネジ部を有する取付穴を形成し、上記押圧面に、クランプネジの頭部が当接する第1の凹溝部を形成し、この第1の凹溝部の上記径方向内方側に上記クランプネジの挿入を許容して、上記取付穴の内壁の一部を画成する第2の凹溝部を形成し、上記クランプネジが上記ネジ穴に螺着されることによって、上記チップは、上記押圧面が上記クランプネジの頭部に押圧されて上記チップ着座面に固定されていることを特徴とする転削工具。

前のページに戻る