特許
J-GLOBAL ID:200903046473364110

工作機械の主軸及び主軸装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-095172
公開番号(公開出願番号):特開平10-277803
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 マシニングセンタ等の工作機械の高速回転用の主軸として、比較的安価で、強度的に実用可能な、セラミックス製の軽量主軸及び該軽量主軸を備えた機能的な主軸装置を開発すること。【解決手段】 全体として中空の円筒状体から成り、後端部側に、モータの回転出力軸とカップリングを介して結合する棒状体を嵌設するように径方向に一対組として形成された軸方向の長孔と、先端部内側に軸方向に工具ホルダ嵌合用に拡開して形成されたテーパ嵌合部と、先端部外周に所定の厚さと外径を有させて形成し、前面に装着面を有するフランジと、円環状をした前記装着面に突出させて形成した工具ホルダの溝に嵌合する少なくとも1つのキーと、前記中空筒状体の軸方向の内径が、前記テーパ嵌合部の後端から内装工具保持具の本体挿設部迄の内径に対し、該挿設部から後端迄の内径を大きく設定することにより前記挿設部に形成された保持具本体を軸方向に固定する段部とを有し、上記中空筒状体の全体が、一体のセラミックスの燒結成形体として構成する。
請求項(抜粋):
工作機械の高速回転用の主軸であって、前記主軸は、全体として中空の円筒状体から成り、後端部側に、モータの回転出力軸とカップリングを介して結合する棒状体を嵌設するように径方向に一対組として形成された軸方向の長孔と、先端部内側に軸方向に工具ホルダ嵌合用に拡開して形成されたテーパ嵌合部と、同じく先端部外周に所定の厚さと外径を有させて形成し、前面に装着面を有するフランジと、円環状をした前記装着面に突出させて形成した工具ホルダの溝に嵌合する少なくとも1つのキーと、前記中空筒状体の軸方向の内径が、前記テーパ嵌合部の後端から内装工具保持具の本体挿設部迄の内径に対し、該挿設部から後端迄の内径を大きく設定することにより前記挿設部に形成された保持具本体を軸方向に固定する段部とを有し、上記中空筒状体の全体が、一体のセラミックスの燒結成形体から成るものであることを特徴とする工作機械の主軸。

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