特許
J-GLOBAL ID:200903046474744707

エアバッグ装置用インフレータの作動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-367916
公開番号(公開出願番号):特開平11-192918
出願日: 1997年12月27日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 早い適正なタイミングで点火判断が行える様にすると共に、ラフロードやハンマリング等においても、誤作動の可能性を著しく低減させた新規なエアバッグの作動制御装置を提供する。【解決手段】 1つのエアバッグに対して複数のインフレータを備え、車室内に設置されて加速度Gを常時検出する第一加速度センサ1と、車体の前部クラッシュゾーンに設置されて、加速度G’を常時検出する第二加速度センサ2とを有し、加速度信号G,G’が所定の値G1,G2を越えた時点から演算を開始し、時間積分された時間積分値V,V’に基づき、前記複数のインフレータの作動要否の判断を行い、加速度センサに基づく演算が開始された後、時間積分値V,V’が所定の値Vsを越えるまでに要した時間t,t’とを求め、tとt’の時間差Δtの大小により、前記複数のインフレータの作動形態を判断する様に構成してなる。
請求項(抜粋):
1つのエアバッグに対して複数のインフレータを備え、車両の衝突を検知すると、その衝突の程度に応じて前記複数のインフレータの作動を制御する様にしてなるエアバッグ装置用作動制御装置において、車室内に設置されて、該設置部の加速度(G)を常時検出する第一加速度センサ(1)と、車体の前部クラッシュゾーンに設置されて、該設置部の加速度(G’)を常時検出する第二加速度センサ(2)とを有し、該第一加速度センサ(1)からの加速度信号(G)が所定の値(G1)を越えた時点から該加速度センサ(G)に基づく演算を開始し、又、前記第二加速度センサ(2)からの加速度信号(G’)が所定の値(G1’)を越えた時点から該加速度センサ(G’)に基づく演算を開始し、前記第一加速度センサ(1)からの加速度信号(G)に基づいて時間積分された第一時間積分値(V),前記第二加速度センサ(2)からの加速度信号に基づいて時間積分された第二時間積分値(V’),該第二時間積分値と第一積分値との積分値差(Vd=V’-V)或いはこれらと前記積分値差の変化量(Gd=d(Vd)/dt)の各種衝突形態における特性の差異に基づき、これらを適宜組み合わせて、前記複数のインフレータの作動要否の判断を行い、前記第一加速度センサ(1)に基づく演算が開始された後、前記第一時間積分値(V)が所定の値(Vs)を越えるまでに要した時間(t)と、前記第二加速度センサ(2)に基づく演算が開始された後、前記第二時間積分値(V’)が所定の値(Vs)を越えるまでに要した時間(t’)との差(Δt)を求め、該時間差(Δt)の大小により、前記複数のインフレータの作動形態を判断する様にしてなる事を特徴とするエアバッグ装置用インフレータの作動制御装置

前のページに戻る