特許
J-GLOBAL ID:200903046483439399

塩分を測定する器械を使用して生コンクリートの単位水量を測定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-294368
公開番号(公開出願番号):特開2001-116748
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 良質の構造物を建造する為、コンクリートの諸性能を生コンクリートの状態で正確、迅速かつ簡便に推定できる試験方法が必要とされている。【解決手段】 コンクリートの諸性能の判断および生コンクリートの品質変動の実態を把握するには生コンクリートの単位水量を測定する事が最適である。その単位水量測定方法として同一の生コンクリート試料を2試料採取し、その一つに塩分を含む液体を、もう一つには塩分が極めて少ない液体を混合し、塩分センサーを付属した器械で塩分濃度を測定することにより高精度で簡便な測定が可能であり、生コンクリートの塩化物含有量も同時に測定できる。生コンクリート中には塩分測定の邪魔になる妨害イオンが存在するが、使用する液体に予め妨害イオンを添加する事により妨害イオンの影響を回避できる。生コンクリートに混合する液体またはその液体と同じ塩分濃度の液体で器械を校正する事により器械の誤差や液体のファクターによる誤差を防ぎ、正確な測定ができる。
請求項(抜粋):
生コンクリートに塩分を含む液体を混合すると生コンクリート中の練り混水により塩分濃度が薄まる原理と塩分センサーを付属した器械による塩分測定とを組み合わせて生コンクリートの単位水量を測定する方法。

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