特許
J-GLOBAL ID:200903046489313710

歯車面取り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137227
公開番号(公開出願番号):特開平6-344222
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 圧力角αが小さい歯車に対しても均一な面取り加工が自動的にかつスムーズに行い得る歯車面取り装置を提供することにある。【構成】 回転支持した歯車3の仮想円心を中心とした径方向に案内ピン49及び面取り用の回転カッター48を進退せしめて、該案内ピン49を歯車3の歯面に摺接させながらこれに倣って回転カッター49を歯車3の波形縁に一定圧で押し当て面取り加工を行わせる油圧倣い機構35と、案内ピン49を油圧倣い機構35に対し更に独自に進退方向に移動自在に支持して歯車3の歯面に常に低圧力で接触させる揺動部材51及び左右に回動調整可能な支持アーム54並びにピン付勢コイルばね55と、この案内ピン49の歯面に沿った進退移動に対し応動し該ピン49に回転カッター48を常に追随させるように油圧倣い機構35を制御するサーボ弁60とを備えてなる。
請求項(抜粋):
歯車を支持し該歯車のピッチ円の仮想円心を中心として一定速度で回転させる歯車回転支持手段と、案内ピン及び面取り用の回転カッター並びにそのカッター回転駆動手段と、その回転カッターと案内ピンとを歯車の前記仮想円心を中心とした径方向に進退せしめて該案内ピンを歯車の歯面に摺接させながらこれに倣って回転カッターを歯車の波形縁に一定圧で押し当て面取り加工を行わせる油圧倣い機構とを備えた歯車面取り装置において、前記案内ピンを回転カッターとは別に前記油圧倣い機構に対し更に独自に進退方向に移動自在に支持するピン支持手段と、このピン支持手段を介し案内ピンを歯車の歯面に常に低圧力で接触させるピン付勢手段と、この案内ピンの歯面に沿った進退移動に対し前記ピン支持手段を介して応動し該案内ピンに回転カッターを常に追随させるように前記油圧倣い機構を制御するサーボ弁を設けて構成したことを特徴とする歯車面取り装置。

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