特許
J-GLOBAL ID:200903046493674116

GHz帯域電波吸収用微細複合構造磁性体及び電波吸収材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-163587
公開番号(公開出願番号):特開2005-005286
出願日: 2003年06月09日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】情報通信技術等の発展に伴い従来のMHz帯からGHzへと使用電磁波が移行しつつあり、これらの周波数帯域での電磁干渉および健康障害の低減が求められている。そこで、数GHzから数十GHzの領域に対し高い吸収性能と広帯域仕様を兼ね備えた電磁波吸収用磁性体を開発し、上記の諸問題を解決する必要がある。【解決手段】液体急冷法を用いて、FeまたはCoから成る金属もしくは合金、またはBまたは N等との化合物を主成分とする磁性体微粒子と希土類酸化物などの微粒子とが均一に複合化したGHz帯域対応電波吸収体用微細複合構造磁性体粉末を製造し、これらを樹脂等とからなるシート、ボードおよびその他立体形状の電波吸収体として提供することで上記課題を解決する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
希土類(R)-遷移金属(TM)系または希土類(R)-遷移金属(TM)-軽典型元素(LM)系合金または金属間化合物の融液を介して、液体急冷法により薄帯となし、これらを水素あるいは酸素を別々に含む雰囲気中、室温から1,000°Cで1分から100時間処理することで、水素化または酸化による不均化処理により形成される単体の遷移金属または遷移金属間の合金、もしくは遷移金属-軽典型元素間の化合物を主成分とするナノサイズ磁性体と希土類酸化物等から成る、GHz帯域対応電波吸収体用微細複合構造磁性体粉末。但し、R= Y; TM=Fe, Co; LM=Bとし、各元素群よりそれぞれ1種以上含むことを特徴とする。
IPC (3件):
H01F1/00 ,  H01F1/053 ,  H05K9/00
FI (3件):
H01F1/00 C ,  H05K9/00 M ,  H01F1/04 A
Fターム (12件):
5E040AA04 ,  5E040AC05 ,  5E040BB03 ,  5E040BD03 ,  5E040CA13 ,  5E040HB08 ,  5E040HB17 ,  5E040NN18 ,  5E321BB32 ,  5E321BB53 ,  5E321BB55 ,  5E321GG11

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