特許
J-GLOBAL ID:200903046501963912

フィッシャー-トロプシュ生成物の輸送法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-566285
公開番号(公開出願番号):特表2004-519537
出願日: 2001年10月26日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
輸送可能なフィッシャー-トロプシュシンクルード生成物ならびにその生成物の製造方法及び(輸送方法及び/又は受入れ方法)が開示されている。この生成物は、その輸送温度で測定した時、実蒸気圧が15psia未満、好ましくは11psia未満で、少なくとも60重量%、好ましくは少なくとも75重量%の線状炭化水素を含有する。製造方法は、軽質炭化水素フィードストックを合成ガスへ転化すること、合成ガスをフィッシャー-トロプシュ合成により生成物へ転化すること及び複数の輸送可能な生成物をフィッシャー-トロプシュ合成物から分離することを包含する。この生成物はその輸送温度で測定した実蒸気圧が15psia未満、好ましくは11psia未満である。少なくとも一つの輸送可能な生成物は20°Cを上回る流動点を有する。少なくとも二つの生成物が液体状で別々に輸送される。この生成物は、海上タンカー、貨車、パイプライン、トラック、バージおよびこれらの組合せを含む通常用いられているどの輸送方法を用いても輸送できる。得られる混合組成物の実蒸気圧がその輸送温度で測定した時、約15psia未満、好ましくは11psia未満である限り、一種又は二種の輸送可能なフィッシャー-トロプシュ生成物に石油製品を混合することができる。
請求項(抜粋):
a) 軽質炭化水素フィードストックを合成ガスへ転化する こと b) 少なくとも合成ガスの一部を、フィッシャー-トロプシュ合成により生成 物へ転化すること c) 複数の輸送可能な生成物のうち、少なくとも二つの輸送可能な生成物の輸 送温度で測定した実蒸気圧が15psia未満であり、この二つの輸送可 能な生成物のうち少なくとも一つが20°Cを上回る流動点を示す、複数の 輸送可能な生成物をフィッシャー-トロプシュ合成物から回収すること、 及び d) 少なくとも二つの該輸送可能な生成物を別々に液体状で輸送すること を包含し、しかも、該生成物が60重量%を上回る線状炭化水素を含有する、輸送可能なフィッシャー-トロプシュ-シンクルード生成物の製造方法。
IPC (1件):
C10G2/00
FI (1件):
C10G2/00
Fターム (2件):
4H029CA00 ,  4H029DA00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-301787
  • 特開平1-301787

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