特許
J-GLOBAL ID:200903046502756376

原子炉内構造物の保全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123262
公開番号(公開出願番号):特開平9-300215
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】ショットピーニングを適用して、炉心シュラウド等の溶接部により凹凸を有する構造物の表面の加工が確実に行え、ショット球の回収が確実に行えるようにする。【解決手段】ショットノズル19を有するショットピーニング装置1と、このショットピーニング装置1を原子炉内に移動可能に支持する支持装置41とを備える。ショットピーニング装置1のピーニングヘッド4から噴出するショット球を原子炉の内部に設けられた構造物85の表面に当てることにより、その構造物に圧縮残留応力を形成して表面応力状態を改善する。ショットピーニングヘッド4の構造物85に対向する前面部位に、ショットノズル19の周囲を覆う配置で構造物85の表面に接触してショット球の周囲への飛散を防止するカバー22を設ける。カバー22は弾性材によって構成された内側リップ23および外側リップ24を有する多重リップ構造とする。
請求項(抜粋):
微細ショット球を噴出するショットノズル付きのピーニングヘッドを有するショットピーニング装置と、このショットピーニング装置を原子炉内に移動可能に支持する支持装置とを備え、前記ショットピーニング装置のピーニングヘッドから噴出するショット球を前記原子炉の内部に設けられた構造物の表面に当てることにより、前記構造物に圧縮残留応力を形成してその表面応力状態を改善する原子炉内構造物の保全装置であって、前記ピーニングヘッドの原子炉内構造物に対向する前面部位に、前記ショットノズルの周囲を覆う配置で前記原子炉内構造物の表面に接触してショット球の周囲への飛散を防止するカバーを設け、このカバーは弾性材によって構成された内側リップおよび外側リップを有する多重リップ構造としたことを特徴とする原子炉内構造物の保全装置。
IPC (4件):
B24C 3/06 ,  B24C 9/00 ,  G21C 19/02 ,  G21D 1/00
FI (4件):
B24C 3/06 B ,  B24C 9/00 D ,  G21C 19/02 J ,  G21D 1/00 W

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