特許
J-GLOBAL ID:200903046503823999

故障診断方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-033629
公開番号(公開出願番号):特開平8-235016
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】情報処理システムの故障診断方式において、モデル/タイプにより実装部品の変更があるシステムに有効な故障被疑部品の指摘方式を提供する。【構成】診断バスを介し処理装置1〜4の故障診断を行う診断プロセッサ5と、診断結果に基づき故障診断辞書ファイル91を検索し被疑部品の実装位置情報を出力するサービスプロセッサ6とを備え、診断対象の処理装置に実装される複数のパッケージ10〜40上には部品情報12〜42が搭載されている。診断プロセッサ5からの診断信号に応答して検出回路11〜41から出力される情報は、パッケージ40の報告回路43を介してサービスプロセッサ6に送られ被疑部品の実装位置情報が求められる。情報は診断プロセッサ5から選択回路44に送られ、該当パッケージの部品情報が転送される。実装パッケージから部品情報を読み出すので、モデル/タイプでパッケージが異なる場合も確実に読み出せる。
請求項(抜粋):
交換可能な複数のパッケージ部品を実装した任意数の処理装置と、前記処理装置と診断バスを介して接続され故障診断を行う診断プロセッサと、前記診断プロセッサからの診断情報に基づいて故障辞書を検索し故障の疑いがあり交換対象となるパッケージ部品の実装位置情報および部品識別情報を出力するサービスプロセッサとを備えた情報処理システムの故障診断方式において、前記故障辞書が前記診断プロセッサからの診断情報で検索し被疑パッケージ部品が実装されている被疑実装位置情報を出力する故障診断辞書ファイルのみで構成され、前記処理装置に実装される各パッケージ部品が当該パッケージ部品の故障を検出する故障検出回路に加えて当該パッケージ部品の部品識別情報を記憶保持する識別情報保持手段を備え、前記処理装置が当該処理装置に実装されている各パッケージ部品の前記故障検出回路の出力を取りまとめて診断情報として前記診断プロセッサに報告する障害報告手段と前記識別情報保持手段からの部品識別情報の読み出しを制御する選択手段とを備え、前記診断プロセッサが前記障害報告手段からの診断情報を前記サービスプロセッサに連絡すると共に前記サービスプロセッサからの指示に従って該当する処理装置の前記選択手段に対して読み出し位置を指示する機能を有することを特徴とする故障診断方式。

前のページに戻る