特許
J-GLOBAL ID:200903046505202169

ダイレクト製版装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186740
公開番号(公開出願番号):特開平7-017010
出願日: 1993年06月30日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】新規な画像形成方法を採用し、コンパクトな構成のダイレクト製版装置を提供する。【構成】感光性シート送給機構(10)、感光性シート支持機構(11)、デジタル信号による露光機構(12)、感光性シート剥離機構(13)、加圧ローラー、カバーシート剥離機構、色材シート送給機構、色材シート剥離機構、感光性シート剥離機構、圧熱ローラー、受像シート送給機構、保護カバーフイルムの繰り出し巻取り機構、色材シート剥離機構、受像シート剥離機構から主として構成されている。画像露光により、感光性シート(a)の感光性粘着制御層の露光部および未露光部間の粘着性を変化させ、感光性シート(a)の感光性粘着制御層と色材シートの色材層とを重ね合わせて加圧処理を施した後、感光性シート(a)を剥離することにより、色材画像を形成し、保護カバーフイルムの上から圧熱処理を行って受像シートに転写する。
請求項(抜粋):
支持体(a1 )の上に感光性粘着制御層(a2 )とカバーシート(a3 )とを順次に積層して成る感光性シート(a)と、支持体(b1 )の上に色材層(b2 )を積層して成る色材シート(b)と、受像シート(c)とを用い、色分解されたデジタル画像信号にて制御されるレーザーを用いた画像露光により、感光性シート(a)の感光性粘着制御層(a2 )の露光部および未露光部間の粘着性を変化させ、感光性シート(a)の感光性粘着制御層(a2 )と色材シート(b)の色材層(b2 )とを重ね合わせて加圧または圧熱処理を施した後、感光性シート(a)を剥離することにより、色材シート(b)の色材層(b2 )側に色材画像を形成し、次いで、圧熱処理により、受像シート(c)に色材画像を転写するダイレクト製版装置であって、I:感光性シート露光部(A)、加圧ラミネート部(B)、加熱加圧ラミネート部(C)、これらを操作する制御部から主として構成され、IIA:感光性シート露光部(A)は、感光性シート送給機構(10)、感光性シート支持機構(11)、色分解されたデジタル画像信号にて制御されるレーザーを用いた露光機構(12)、感光性シート剥離機構(13)を備え、そして、感光性シート送給機構(10)からカバーシート(a3 )を表面にして感光性シート支持機構(11)に送給されて固定された感光性シート(a)にレーザーを照射して露光を行なった後、感光性シート支持機構(11)から感光性シート(a)を剥離して次の加圧ラミネート部(B)の回転ローラー(20)に移送する機能を有し、IIB:加圧ラミネート部(B)は、回転ローラー(20)、カバーシート剥離機構(21)、色材シート送給機構(22)、回転ローラー(20)に対して接近離間自在に配置された加圧ローラー(23)、色材シート剥離機構(24)、感光性シート剥離機構(25)を備え、そして、加圧ローラー(23)の離間状態において、回転ローラー(20)の回転に従い、感光性シート露光部(A)から移送された感光性シート(a)をカバーシート(a3 )が表面になる様に回転ローラー(20)の周面上に巻回固定させ、感光性シート(a)からカバーシート(a3 )を剥離し、感光性シート(a)の感光性粘着制御層(a2 )の表面に色材シート送給機構(22)から送給される色材シート(b)の色材層(b2 )を重ね合わせ、そして、加圧ローラー(23)の近接状態において、回転ローラー(20)と加圧ローラー(23)の回転に従い、加圧または圧熱処理を行い、その後、加圧ローラー(23)の離間状態において、回転ローラー(20)の回転に従い、色材シート(b)と感光性シート(a)とを別々に剥離し、回転ローラー(20)から剥離され且つ表面に色材画像を形成した色材シート(b)を次の加熱加圧ラミネート部(C)に移送する機能を有し、IIC:加熱加圧ラミネート部(C)は、回転ローラー(30)、受像シート送給機構(31)、保護カバーフイルムの繰り出し巻取り機構(32)、回転ローラー(30)に対して接近離間自在に配置された加圧ローラー(33)、色材シート剥離機構(34)、受像シート剥離機構(35)を備え、そして、加圧ローラー(33)に離間状態において、回転ローラー(30)の回転に従い、受像シート送給機構(31)から送給される受像シート(c)と加圧ラミネート部(B)から移送され且つ表面に色材画像を形成した色材シート(b)とを受像シート(c)と色材シート(b)の色材画像形成面が重なる様に回転ローラー(30)の周面に巻回固定し、そして、保護カバーフイルム繰り出し巻取り機構(32)から繰り出された保護カバーフイルム(d)をその上に重ね合わせ、加圧ローラー(33)の近接状態において、回転ローラー(30)と加圧ローラー(33)の回転に従い、保護カバーフイルム(d)の上から回転ローラー(30)に巻回された色材シート(b)及び受像シート(c)に加熱加圧処理を行なって受像シート(c)に色材画像を転写し、その後、加圧ローラー(33)の離間状態において、保護カバーフイルム繰り出し巻取り機構(32)により保護カバーフイルム(d)を巻取ると共に、回転ローラー(30)の回転に従い、色材シート(b)と受像シート(c)とを別々に剥離する第1の機能と、色材画像が転写された受像シート(c)を回転ローラー(30)上に保持して待機させ、各色材毎に上記の加熱加圧を繰り返して受像シート(c)に多色画像を転写する第2の機能とを有し、そして、これらの2つの機能は、後述の制御部からの指令により選択的に行なわれ、IID:制御部は、前記の各機能が順次に行なわれ、しかも、回転ローラー(30)上の受像シート(c)に多色画像を転写する場合は、前記の各機能が各色材毎に繰り返し行なわれる様に操作することを特徴とするダイレクト製版装置。
IPC (5件):
B41C 1/05 ,  G03F 3/10 ,  G03F 7/00 503 ,  G03F 7/004 513 ,  G03F 7/20 511

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