特許
J-GLOBAL ID:200903046505911364

縦結合二重モ-ドSAWフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-234151
公開番号(公開出願番号):特開平5-267990
出願日: 1991年08月21日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、1GHzに近い高周波領域に於ける広帯域低損失のフィルタを実現する為、結合係数の大なる64〓Yカット-X伝搬LiNbO3 基板上に3個のIDTを縦型に近接配置し、各IDT間に閉じ込められた振動相互の音響結合によって生起する一次及び三次モ-ドの振動を利用し二重モ-ドリ-キ-SAWフィルタを構成するものである。この際、3乃至4%の比帯域を得る為、各IDTの相隣接する最内側電極指中心間隔を基本的にλ/4(λは励起したSAWの波長)とすること、3乃至4%の比帯域と2乃至3dBの挿入損失を実現する為Al電極膜厚を約4%とすべきこと及びチュ-ニング回路なしで入出力インピ-ダンスを50Ωに合わせる為中央IDT電極指対数を15乃至20対、両側IDTのそれを夫々8乃至12対としたものである。
請求項(抜粋):
圧電基板上に3個のインタデ<HAN>イ</HAN> ジタルトランスジュ-サ(IDT)電極をこれらIDTが励振又は受信する弾性表面波(SAW)の伝搬方向に沿って配置し、更にその両側に反射器を設け、励振したSAWの振動エネルギを前記3個のIDT内にほぼ閉じ込めると共にこれら各振動の前記IDT間における音響結合によって発生する1次及び3次の2つの振動モ-ドを利用する二重モ-ドフィルタにおいて、前記各IDTが互いに対面する最内側電極指の中心間々隔〓を前記各IDTの電極指周期L<SB>T</SB> (励起されるSAWの波長λと実質的に等しい)に対して(n/2-1/3)λ<〓<(n/2-1/5)λ (但し n=2〜5)としたことを特徴とする縦結合二重モ-ドSAWフィルタ。
IPC (2件):
H03H 9/64 ,  H03H 9/145
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-231417
  • 特開平1-212015

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