特許
J-GLOBAL ID:200903046512401010

文字データ管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-037734
公開番号(公開出願番号):特開平5-233510
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 ネットワーク上の、文字出力要求側装置と文字のイメージデータ供給装置の双方にフォントキャッシュメモリを配置することで、文字データ生成を高速に処理する。【構成】 アウトラインフォントの元データから、文字のイメージデータを生成する処理を行なう専用装置(フォントサーバ)をネットワークに接続し、ネットワーク上の文字出力を行なう装置は、フォントサーバから文字のイメージデータの供給を受ける。ここで、要求側コンピュータと、フォントサーバの両者にそれぞれフォントキャッシュと呼ぶ、文字のイメージデータを保持するメモリ領域を設け、かつフォントサーバのキャッシュメモリの内容と、文字要求側コンピュータのキャッシュメモリの内容を不一致に保つ制御を行ない、一度イメージデータに変換された文字データをできるだけ繰り返し利用し、アウトライン元データからの生成処理の実行を減らすことを特徴としている。
請求項(抜粋):
文字出力動作を行う複数台の装置と、文字データ資源を持つ1台以上の装置が、ネットワークにより接続されたシステムで使用され、文字出力動作を行う装置については、出力すべき文字の文字種、文字修飾指定、文字サイズ指定、文字コード指定によって記述される文字の形状を表すデータが、指定された特定のメモリ領域(以下ローカルフォントキャッシュと書く)に存在することを検索する手段と、この検索により該当する文字のデータが有った場合、文字出力要求を発生した処理に文字データを渡す手段と、この検索により該当する文字が無かった場合、ネットワーク上の予め定めた文字データ資源を持つ装置(以下フォントサーバと書く)に対し、文字の文字種、文字修飾指定、文字サイズ指定、文字コード指定によって記述される文字の形状を表す画素のデータを転送するよう促す要求メッセージを転送し、応答として得られる文字のデータを受け取る手段を持ち、応答として得られた文字のデータは、ローカルフォントキャッシュに登録を試み、ローカルフォントキャッシュに空き領域がない場合は、不要となった文字データを取り出し、空き領域を作り登録し、一方、不要として取り出した文字データは、フォントサーバに対し、同装置上の予め指定した特定のメモリ領域(以下グローバルフォントキャッシュと書く)に登録するよう促す要求メッセージを付加し、転送する手段を持つ構成であり、ネットワーク上のフォントサーバについては、ネットワーク上の他の装置より、文字種、文字修飾指定、文字サイズ指定、文字コード指定によって記述される文字の、文字取得要求を受信する手段と、この手段により受信された文字について、形状を表すデータが、指定された特定のメモリ領域に存在することを検索する手段と、この検索により該当する文字のデータが有った場合、このデータを読み取り、文字出力要求を発生した情報機器に渡す手段と、前記検索により該当する文字が無かった場合、指定された文字の形状を表す画素データを、アウトラインフォントデータより演算処理により発生し、前記の文字取得要求を発生した装置に、この画素データを、送信する手段を持ち、また、ネットワーク上の他の装置から文字データの登録を要求するメッセージを受信した場合は、グローバルフォントキャッシュへ登録を試み、空き領域が得られない場合、不要となった文字データを削除し、空き領域を作り前記登録を行なう手段を持つ構成からなることを特徴とする文字データ管理方法。
IPC (5件):
G06F 13/00 357 ,  G06F 3/153 310 ,  G06F 15/00 310 ,  G09G 5/22 ,  G09G 5/24

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