特許
J-GLOBAL ID:200903046517421354

多自然型積みブロック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坪井 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-158902
公開番号(公開出願番号):特開平9-316850
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 従来のコンクリートブロックによる擁壁工事は、災害対策に非常に効果的で、法面ばかりか河床まで堅牢にコンクリートブロックで固めてしまった。そのような工法では、その地域における生態系や自然環境を破壊するばかりか、景観上からも好ましいとは言えなかつた。そこで本発明は、現状から生態系、自然環境を保持するために植生緑化空間、生物の棲息空間を形成し、植物の育成、生物の生息を図り、自然の環境を維持するようにした。【解決手段】 前面板1、背面板2を傾斜状に対設し、両板間を側面板3で連結して、側面から見て菱形の箱状に形成し、前面板には数個の貫通孔4を穿設し、前面板、背面板の上面には、両側から4分の1の位置に隙間形成用の突起5を形成し、左右上面には支持突条6を形成し、内部空間の底部中央部には受皿板7を形成し、その下面には、支持突条6の高さと同一の深さの凹溝8を形成し、背面板の一側には切欠き凹溝9を、他側には突条部10を形成し、背面板の下方には控え壁8を形成した。
請求項(抜粋):
前面板と背面板とを傾斜状に対設し、両板間を側面板で連結して、側面から見て菱形の箱状に形成し、前面板には数個の貫通孔を穿設し、前面板、背面板の上面には、両側から4分の1の位置に隙間形成用の突起を形成し、左右上面には支持突条を形成し、内部空間の底部中央部には受皿板を形成し、その下面には、支持突条の高さと同一の深さの凹溝を形成し、背面板の一側には切欠き凹溝を形成し、その他側には突条部を形成し、背面板の下方には控え壁を形成したことを特徴とした多自然型積みブロック。

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