特許
J-GLOBAL ID:200903046518714584

反射型液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上田 章三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-243026
公開番号(公開出願番号):特開平7-104272
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 表示画面の二重映しや光源の虚像を防止して高品質の画面表示を可能とする反射型液晶表示装置を提供すること。【構成】 透明電極31が設けられた観察者側電極板3と、光反射性の電極41が設けられた背面電極板4と、これ等電極板3間に封入された液晶物質5と、観察者側電極板3の外側表面に順次積層された偏光フィルム2及び光散乱層1とでその主要部が構成され、かつ、上記光散乱層1が屈折率1.6以下の透明樹脂とこれよりその屈折率が小さい微粒子とで構成されている。そして、外部光源から入射した外光は観察者側電極板に設けられた光散乱層で散乱されるため背面電極板の光反射性に起因した表示画面の二重映しや光源の虚像を共に防止でき、また偏光フィルムの表面反射を防止してこの表面反射に起因した上記光源の虚像を防止できる。
請求項(抜粋):
透明電極が配設された観察者側電極板と、この観察者側電極板に対向して配置されかつ電極が配設された光反射性背面電極板と、これ等両電極板間に封入された液晶物質と、上記観察者側電極板の外側表面に配置され外部から入射する外光を直線偏光に変える偏光フィルムとを備え、上記外光を背面電極板で反射させると共に両電極板の電極間に電圧を印加して液晶物質を駆動させ、上記直線偏光の透過・不透過を制御して画面表示する反射型液晶表示装置において、上記偏光フィルムの表面に、屈折率が1.6以下の透明樹脂とこの透明樹脂中に分散されこの透明樹脂よりその屈折率が小さい微粒子とから成る光散乱層を備えることを特徴とする反射型液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/1335 ,  G02B 5/02 ,  G02B 5/30
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-173717
  • 特開昭61-143791
  • 特開平2-173701

前のページに戻る