特許
J-GLOBAL ID:200903046521817610

映像信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117368
公開番号(公開出願番号):特開平9-307901
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 高速に量子化演算することにより圧縮処理全体の高速化を図る。【解決手段】 係数抽出比較手段103は、周波数変換手段101からのDCT係数の絶対値と第一の記憶手段102からの本来の量子化マトリックス・テーブルの第一の係数の0.5倍の第二の係数の絶対値を比較する。DCT係数が第二の係数より小さい時スイッチ105によりDCT係数が第一の演算手段106に送られ、DCT係数の代わりに0が代入される。DCT係数が第二の係数より大きい時スイッチ105によりDCT係数が第二の演算手段107に供給され、第二の記憶手段108からの第一の係数で除算されたのち四捨五入される。第一と第二の演算手段106、107の出力は、順次量子化係数作成手段109に送られ、量子化後のブロックが得られる。
請求項(抜粋):
ブロック化した映像を周波数変換する周波数変換手段と、量子化のための各第一の係数(mi)を第一の量子化マトリックス・テーブルとして記憶する第一の量子化テーブル記憶手段と、前記第一の係数(mi)を実数倍した各第二の係数(Mi)を第二の量子化マトリックス・テーブルとして記憶する第二の量子化テーブル記憶手段と、前記周波数変換手段から出力されたブロックデータ(Di)と前記第二の量子化テーブル記憶手段から前記ブロックデータ(Di)に対応した前記第二の係数(Mi)を抽出し両者の絶対値を比較し、前記ブロックデータ(Di)を出力する係数抽出比較手段と、前記係数抽出比較手段からの前記ブロックデータ(Di)の代わりに零を代入して出力する第一の演算手段と、前記係数抽出比較手段からの前記ブロックデータ(Di)を前記第一の量子化テーブル記憶手段からの前記ブロックデータ(Di)に対応した前記第一の係数(mi)で除算し四捨五入した値を出力する第二の演算手段と、前記係数抽出比較手段の比較の結果、前記ブロックデータ(Di)の絶対値が対応する前記第二の係数(Mi)の絶対値未満のとき(|Di|<|Mi|)、前記係数抽出比較手段と前記第一の演算手段を接続し、前記ブロックデータ(Di)の絶対値が対応する前記第二の係数(Mi)の絶対値以上のとき(|Di|≧|Mi|)、前記係数抽出比較手段と前記第二の演算手段を接続するスイッチ手段と、前記スイッチ手段により接続された前記第一の演算手段又は前記第二の演算手段の出力で得られた量子化後の係数をブロックとして並び替える量子化係数作成手段と、を具備したことを特徴とする映像信号処理装置。
IPC (2件):
H04N 7/30 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H04N 7/133 Z ,  H03M 7/30 A

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