特許
J-GLOBAL ID:200903046528304279

内燃機関の廃熱回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-002593
公開番号(公開出願番号):特開2001-271609
出願日: 2001年01月10日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 運転により内燃機関に生じる2つの昇温部から,それぞれ十分に廃熱を回収する。【解決手段】 内燃機関1は,その運転によって第1および第2昇温部202,204を生じる。昇温程度は第1昇温部202の方が第2昇温部204よりも高い。蒸発手段3の第1蒸発部205は第1昇温部202を利用して温度上昇を図られた第1の蒸気を発生する。その第2蒸発部206は第2昇温部204を利用して温度上昇を図られると共に第1の蒸気よりも低圧の第2の蒸気を発生する。容積型膨脹機4の第1エネルギ変換部207は第1の蒸気の膨脹エネルギを機械エネルギに変換する。その第2エネルギ変換部208は第2の蒸気の膨脹エネルギを機械エネルギに変換する。両機械エネルギは統合して出力される。凝縮器5は,圧力降下した第1,第2の蒸気を液化する。供給ポンプ6は凝縮器5からの液体を第1および第2蒸発部205,206にそれぞれ加圧供給する。
請求項(抜粋):
運転によって,少なくとも2つの第1および第2昇温部(202,203)を生じ,且つそれらの昇温程度は前記第1昇温部(202)の方が前記第2昇温部(203)よりも高い,といった内燃機関(1)の廃熱を回収すべく,ランキンサイクルを適用した廃熱回収装置であって,少なくとも2つの第1および第2蒸発部(205,206)を有し,且つその第1蒸発部(205)は前記第1昇温部(202)を利用して温度上昇を図られた第1の蒸気を発生し,一方,前記第2蒸発部(206)は前記第2昇温部(203)を利用して温度上昇を図られると共に前記第1の蒸気よりも低圧の第2の蒸気を発生する蒸発手段(3)と,少なくとも2つの第1および第2エネルギ変換部(207,208)を有し,且つその第1エネルギ変換部(207)は前記第1蒸発部(205)から導入された前記第1の蒸気の膨脹エネルギを機械エネルギに変換し,一方,前記第2エネルギ変換部(208)は前記第2蒸発部(206)から導入された前記第2の蒸気の膨脹エネルギを機械エネルギに変換し,且つそれら両機械エネルギを統合して出力する膨脹機(4)と,その膨脹機(4)から排出される,前記変換後の圧力降下した前記第1,第2の蒸気を液化する凝縮器(5)と,その凝縮器(5)からの液体を前記第1および第2蒸発部(205,206)にそれぞれ供給する供給ポンプ(6)とを備えていることを特徴とする内燃機関の廃熱回収装置。
IPC (3件):
F01K 23/10 ,  F01K 23/06 ,  F02G 5/02
FI (3件):
F01K 23/10 P ,  F01K 23/06 P ,  F02G 5/02 B

前のページに戻る