特許
J-GLOBAL ID:200903046529535258

磁力吸引式ディスク押え機構を備えた回転テーブル駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-206893
公開番号(公開出願番号):特開平9-055020
出願日: 1995年08月14日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 回転テーブル駆動装置において、比較的磁力の弱い安価な永久磁石でも遜色無く使用でき、接着剤を用いずに、永久磁石を磁石収納溝に固定できる磁力吸引式ディスク押え機構を提供する。【解決手段】 回転テーブル駆動装置は、ディスク媒体4を載せる真鍮製回転テーブル20と、そのボス部21の周りの磁石収納環状溝24に圧入又は接着で固定された環状鉄製のバックヨーク25と、環状溝24内でそのバックヨーク上に自己吸着で固定されたクランプ吸引用環状永久磁石26と、媒体4の上に載せて内蔵の鉄製円盤5aと永久磁石26との磁気吸引力により媒体4を押さえ込むディスク押え5を有している。バックヨーク25を設けると、永久磁石26の正面側の磁力が相対的に増し、ディスク押え5の鉄製円盤5aを磁気吸引する力が増強する。従って、比較的磁力の弱い永久磁石26を用いても、遜色のない吸引力が得られる。また、永久磁石26の固定に接着剤を用いずに済むため、接着剤の相性,固定不良の問題がなく、信頼性の高い固定を実現できる。
請求項(抜粋):
デイスク媒体を載せる回転テーブルのボス部周囲の磁石収納部に固定されたクランプ吸引用永久磁石と、内蔵の磁性材と前記永久磁石との磁気吸引力により前記デイスク媒体を押さえ込むディスク押えとを有する磁力吸引式ディスク押え機構を備えた回転テーブル駆動装置において、前記磁石収納部内に固定したバックヨークを有しており、前記クランプ吸引用永久磁石は前記磁石収納部内で前記バックヨーク上に自己吸着で固定されて成ることを特徴とする磁力吸引式ディスク押え機構を備えた回転テーブル駆動装置。

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