特許
J-GLOBAL ID:200903046536710251
車両用ディスクブレーキのキャリパボディ取付け構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-157378
公開番号(公開出願番号):特開平7-012149
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】キャリパボディを車体にラジアルマウントする場合に、キャリパボディの取付け精度不良を吸収して、摩擦パッドの偏摩耗や引き摺り音をなくす。ピストンのロールバック量を必要最小限にする。【構成】ディスク回出側のボルト挿通孔20を、ディスク回入側のボルト挿通孔19よりも大径に形成する。ボルト挿通孔19,20に、それぞれスリーブ23を内挿する。ボルト挿通孔19,20とスリーブ23とを、キャリパ取付け部2d,2eに突設した取付けボルト21の軸部21bに外挿する。スリーブ23から突出する取付けボルト21のおねじ21cにナット24を螺着する。ナット24を、スリーブ23の外端面23bに支承させ、キャリパボディ2の車体取付け部2d,2eにナット24の締付けトルクがかからないように、キャリパボディ2を車体に取付ける。ディスク回出側の大径のボルト挿通孔20とスリーブ23との間に間隙Cを設定し、間隙を持たないディスク回入側の取付けボルト21を支点に、キャリキボディ2が回動できるようにする。
請求項(抜粋):
ディスクロータの一側部に配設される作用部のディスク回入側と回出側の車体取付け部に、それぞれボルト挿通孔をディスク半径方向へ貫通形成し、該ボルト挿通孔に取付けボルトの軸部を差し込んで、前記車体取付け部を車体にボルト止めする車両用ディスクブレーキのキャリパボディ取付け構造において、前記ボルト挿通孔と前記取付けボルトの軸部との間にスリーブを介装し、該スリーブを車体のキャリパ取付け部座面からボルト挿通孔の外部へ突出する長さで形成し、該スリーブの外端面に、前記取付けボルトの頭部または取付けボルトのおねじに螺着されるナットを支承させると共に、前記ボルト挿通孔のいずれか一方と、該ボルト挿通孔内部のスリーブとの間に間隙を設定したことを特徴とする車両用ディスクブレーキのキャリパボディ取付け構造。
IPC (2件):
F16D 65/02
, F16D 55/224 104
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-135623
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特開平1-210628
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特開昭55-065706
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