特許
J-GLOBAL ID:200903046555792269

光中継システムの障害点標定方法および装置並びに光中継器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅 隆彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137326
公開番号(公開出願番号):特開平5-336042
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】光ファイバを伝送媒体とし、これに複数の光中継器を挿入してディジタル信号の伝送を行う光中継システムにおいて、光中継器の簡素化,高信頼化およびシステムの経済化を図る。【構成】光中継システムの各光中継器A1’〜An’間の光伝送路Tに発生した障害点の位置を光伝送路端局1から信号標定するための障害点標定方法において、送信側光ファイバ3a(2)から後方散乱光5a(2)が光折り返し回路C1を通り受信側光伝送路Rに乗り移るに当たり、光中継器A1’における光折り返し回路C1を常時導通状態として、送信側光中継器回路の出力部で送信側光ファイバ3a(2)からの後方散乱光5a(2)を適当な損失を与えながら分岐するとともに、受信側光中継器回路の出力部あるいは入力部で再度所要の損失を与えながら受信側光伝送路Rの通信信号に伝送劣化の悪影響を与えず重畳付加することを特徴とする。
請求項(抜粋):
光増幅器を用いた上り及び下りすくなくとも一対の光増幅回路からなる1つあるいは2つ以上の複数の光中継器を上りおよび下りすくなくとも一対の光ファイバに挿入して光伝送路を構成し、該光伝送路の一端を光伝送路端局に接続する光中継システムにおいて、該上り側の光増幅回路と該下り側の光増幅回路との間をつなぎ該下り側の伝送路の通信信号の伝送に影響を及ぼすことがない所要の損失を通過する光に与える光折り返し回路を有する該光中継器において、該光折り返し回路を常時導通状態とし、前記光伝送路に障害が発生した時に、該光伝送路端局から測定光信号を該上り側光伝送路に送信し、該各光折り返し回路を有する光中継器において、該上り側の光増幅器の出力に接続される光ファイバ内に発生する後方散乱光を該光中継器内に設置された該光折り返し回路を介して該下り側の光伝送路に常時折り返して伝送し、該光伝送路端局において、該折り返しされた後方散乱光を受信測定することにより、該受信した後方散乱光により該光伝送路に発生した障害点の位置を該光伝送路端局から位置標定することを特徴とする光中継システムの障害点標定方法。
IPC (7件):
H04B 10/08 ,  G01M 11/00 ,  G08C 25/00 ,  H04B 3/36 ,  H04B 3/46 ,  H04B 10/16 ,  H04B 17/02
FI (2件):
H04B 9/00 K ,  H04B 9/00 J
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-009625

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