特許
J-GLOBAL ID:200903046556757394

スパイラル型膜モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190869
公開番号(公開出願番号):特開平10-028849
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 スパイラル型膜モジュールにおいて集水管を無くし、透過水流通抵抗を小さくする。原水流路の下流域における汚れの付着を防止する。【解決手段】 辺部11,12,13が閉じ、辺部14が開放した袋状膜10内に流路材15が挿入され、袋状膜10に接着剤16,17,18が付着される。この袋状膜10がシャフト20の周りに巻回される。この巻回された袋状膜10の端面にソケット25を装着し、その外周側を原水流路口とし、内側を濃縮水流出口とする。接着剤16が硬化すると、原水がU字状に流れる原水往路21、復路22が形成される。
請求項(抜粋):
袋状膜の内部に透過水流路材が配置され、袋状膜同士の間には原水流路材が配置されているスパイラル型膜モジュールにおいて、該袋状膜は第1、第2、第3及び第4の辺部を有した略方形であり、該第1、第2及び第3の辺部は封じられ、該第4の辺部が開放部となっており、前記第4の辺部と直交する第1の辺部をシャフトに当てて袋状膜を巻回して巻回体とし、前記第4の辺部を該巻回体の後端面に臨ませ、該第4の辺部に対向する第2の辺部を該巻回体の前端面に臨ませ、該袋状膜同士の間の原水流路は、該第3及び第4の辺部において封じられており、該原水流路は、該巻回体の軸心線と略平行方向に該巻回体の前端面から巻回体の該軸心線方向の途中まで延在する仕切材によって原水往路と原水復路とに区画され、該原水往路と原水復路とは該巻回体の後部側で連通しており、該原水往路は、該巻回体の前端面の外周側及び内周側の一方に臨んでおり、該原水復路は、該巻回体の前端面の外周側及び内周側の他方に臨んでいることを特徴とするスパイラル型膜モジュール。

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