特許
J-GLOBAL ID:200903046557184126

磁気共鳴診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251819
公開番号(公開出願番号):特開平5-084227
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 複数回の計測を行うことなく、勾配磁場の印加に伴って生じる渦電流磁場による計測誤差を抑制し、短時間で高精度に位相法による磁場分布計測を可能とした磁気共鳴診断装置を提供すること。【構成】90°RFパルス101,201と第1のスライス用勾配磁場104,205の印加後、180°RFパルス102,202と第2のスライス用勾配磁場106,206を印加してスピンエコー信号103,203を収集する2つのパルスシーケンスの間で、90°RFパルス101,201の印加から180°RFパルス102,202の印加までの時間間隔t1,t1'を相異ならせ、さらに第2のスライス用勾配磁場の印加からエコー信号収集までの時間間隔t2,t2'を相等しく設定し、これら2組のパルスシーケンスによって得られる位相画像データから磁場分布を計測する。
請求項(抜粋):
一様な静磁場中に配置された被検体に高周波磁場と勾配磁場を所定のパルスシーケンスに従って印加して被検体の特定原子核の磁気共鳴信号を収集し、磁気共鳴スペクトルの観測および画像再構成を行う磁気共鳴診断装置において、被検体に90°高周波磁場パルスと第1のスライス用勾配磁場を印加した後、180°高周波磁場パルスと第2のスライス用勾配磁場を印加して磁気共鳴信号を収集するパルスシーケンスであって、前記90°高周波磁場パルスの印加から180°高周波磁場パルスの印加までの時間間隔が相異なり、かつ第2のスライス用勾配磁場の印加から磁気共鳴信号収集までの時間間隔が相等しい第1および第2のパルスシーケンスを実行する手段と、前記第1および第2のパルスシーケンスによりそれぞれ得られた磁気共鳴信号から第1および第2の位相画像データを生成する位相画像生成手段と、この手段により生成された第1および第2の位相画像データの差分をとって被検体内の磁場分布を求める手段とを具備したことを特徴とする磁気共鳴診断装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (4件):
A61B 5/05 312 ,  A61B 5/05 332 ,  A61B 5/05 370 ,  G01N 24/08 Y

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