特許
J-GLOBAL ID:200903046561390814

誘導電力分配システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-231427
公開番号(公開出願番号):特開2005-324797
出願日: 2005年08月10日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】 本発明は、一次導電路が共振回路となるシステムにおいて交流電源装置の遮断時に、一次導電路の循環電流の存続時間を所定の値以下とする誘導電力分配システムを提供することを目的とする。【解決手段】 交流電源装置2402より給電される一次導電路2405の誘導ループが複数設けられ、各々の一次導電路2405は、一次共振回路に設定され、且つ少なくとも一つの一次導電路は追加の誘導素子と共に同共振コンデンサ2403によって同一次共振回路に設定され、追加の誘導素子も含めた各々の一次共振回路のインダクタンス値はほぼ同一とされる。この構成によれば、各一次導電路の誘導ループの循環電流の存続時間を所定の値以下することができ、交流電源装置2402が作動不能となり、最悪は破壊される恐れを回避できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
共通の軌道上の複数の電動車両に対して誘導電力を分配し、各電動車両を前記軌道に沿って個別に走行させる誘導電力分配システムであって、 前記軌道は、長さが一定ではない複数の区分の連なりからなり、前記軌道の各区分ごとに設けられ、各区分に沿って敷設された一対の平行導体のループからなる電気的に誘導性の複数の一次導電路を備え、 前記各一次導電路に対応付けて設けられ、1kHz〜50kHzの範囲で互いに等しい一定周波数の交流電力を発生し、それぞれに対応付けられた一次導電路に交流電流を供給する複数の交流電源装置を備え、 少なくとも一つの交流電源装置は、前記一次導電路に直列接続された誘導素子を含んでおり、 前記一次導電路および誘導素子を含んだ各一次導電路の合計インダクタンス値は、共にほぼ同一であり、 前記各交流電源装置には、前記一次導電路および前記誘導素子を含んだ一次導電路に対して前記一定周波数で共振する共振コンデンサを有し、いずれも各一次導電路を含んだ回路を電源周波数に共振させ、600V以下で各一次導電路にほぼ等しい一定電流を供給し、 前記各電動車両は、前記一次導電路を流れる交流電流に共振可能であり、一次導電路から相互誘導により電力を受け取るピックアップコイルと、このピックアップコイルにて受け取った電力により駆動され、当該車両を走行させるモータを含み、各区分が連なった軌道に沿って個別に走行可能であること を特徴とする誘導電力分配システム。
IPC (1件):
B60M7/00
FI (1件):
B60M7/00 X

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