特許
J-GLOBAL ID:200903046567009624

塗料用艶消し剤及びそれを含有してなる塗料組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-150686
公開番号(公開出願番号):特開2002-338896
出願日: 2001年05月21日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 塗料樹脂中での分散性に優れ、塗料の粘性増加を防止して塗装作業性に優れた、長期に渡って汚れを防ぎ、優れた艶消し性を付与する艶消し剤、及びそれを配合してなる塗料組成物を提供する。【解決手段】 特定の平均粒径、シャープネス、平均細孔径、BET比表面積を有する無機粒子からなる艶消し剤、及びそれを配合してなる塗料組成物である。
請求項(抜粋):
下記の式(a)〜(g)を満足する無機系粒子からなることを特徴とする塗料用艶消し剤。(a)1≦dx1≦50(μm )(b)1≦α≦10 但し α=d50/dx1(c)0≦β≦5 但し β=(d90-d10)/d50(d)0.01≦dx2≦1(μm )(e)85≦ω1≦99(%)(f)65≦ω2≦95(%)(g)10≦Sw1≦400 (m2 /g)但し、dx1:電子顕微鏡写真により測定した、粒子を構成する一次粒子の平均粒子径(μm )。α :分散係数。d50 :マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子の50%平均粒子径(μm )。β :シャープネス。d90 :マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子のふるい通過側累計90%粒子径(μm )。d10 :マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子のふるい通過側累計10%粒子径(μm )。dx2:水銀圧入法により測定した細孔分布から求めた平均細孔径(μm)。ω1 :顔料試験方法の静置法(JIS K5101-91 20.1)に従って測定した見掛け比容から下記式(h)により計算した静置空隙率(%)。(h) ω1={1-1/(2.9× [見掛け比容])}×100ω2 :試料0.5 gを断面積2cm2 の円筒に充填し、30kg/cm2の圧力で30秒間加圧した後の厚さから下記式(i)により計算した加圧空隙率(%)。(i) ω1={1-0.5 /(2.9×2× [厚さ])}×100Sw1:窒素吸着法によるBET比表面積(m2 /g)。
IPC (3件):
C09D201/00 ,  C09D 5/02 ,  C09D 7/12
FI (3件):
C09D201/00 ,  C09D 5/02 ,  C09D 7/12
Fターム (5件):
4J038KA08 ,  4J038KA15 ,  4J038KA20 ,  4J038MA08 ,  4J038MA10
引用特許:
審査官引用 (5件)
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