特許
J-GLOBAL ID:200903046574965670

廃水中のフッ素を処理する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-355004
公開番号(公開出願番号):特開平7-171577
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 フッ素含有廃水の処理に要する薬剤添加量及び処理後の汚泥を減少させる。【構成】 フッ素を含有する廃水中で、廃水中のフッ素に対して反応当量より少量のアルミニウム可溶性塩類と、反応当量程度のナトリウム可溶性塩類の混合液を添加することにより、氷晶石(Cryolite:Na3AlF6・H2O)を生成せしめる。その後、氷晶石を除去し、残留フッ素を含有する廃水中で、廃水中のフッ素に対して反応当量以上のカルシウム可溶性塩類を添加することにより、フッ化カルシウム(Calcium Fluoride:CaF2)を生成せしめる。これにより、汚泥量及び薬剤添加量を減少させ、かつ排出基準を満足するフッ素処理が実現できる。
請求項(抜粋):
フッ素を含有する廃水中で氷晶石を生成せしめた後、氷晶石を除去し、残留フッ素を含有する廃水中でフッ化カルシウムを生成せしめる廃水中のフッ素を処理する方法であって、氷晶石を生成せしめる方法は、廃水中のフッ素に対して反応当量より少量のアルミニウム可溶性塩類と、反応当量程度のナトリウム可溶性塩類を予め混合し、フッ素含有廃水に添加して反応させるものであり、フッ化カルシウムを生成せしめる方法は、氷晶石除去後のフッ素含有廃水に残留フッ素に対して反応当量以上のカルシウム可溶性塩類を添加して反応させるものであることを特徴とする廃水中のフッ素を処理する方法。
IPC (2件):
C02F 1/58 ,  C01F 7/54

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