特許
J-GLOBAL ID:200903046576151816

気相流動床重合反応器の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113282
公開番号(公開出願番号):特開平10-036412
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 等級過渡の間又は定常状態製造の間に製造される等級外物質の量を減らす方法或いはあるポリマー製品から化学的に同様であるが性質が異なる別の製品にスイッチする時の過渡期間及び過渡物質の容量を減らす方法を提供すること。【解決手段】 気相重合反応基の制御は、製品メルトインデックス、反応温度、及び制御性反応体の分圧によって行なわれる。
請求項(抜粋):
最初の組合せ条件において作られる第一の製品から2番目の組合せ条件において作られる第二の製品に変わる時に反応器中の気相重合反応を制御する方法であって、次の工程:(a)第一製品の反応温度と第二製品の反応温度とを比較し、第二製品の反応温度が第一製品の反応温度よりも低い場合には製品反応温度設定値を第二製品の反応温度に変える工程;(b)メルトインデックスを、望まれる第二製品のメルトインデックス値よりも0〜150%高い又は0〜70%低い値に設定する工程;(c)反応温度を、第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも高い場合には望まれる第二製品の反応温度よりも1〜15°C高い値に、第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも低い場合には実際の第二製品の反応温度よりも1〜15°C低い値に設定する工程;(d)製品速度制限性反応体分圧を、第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも高い場合には第一製品の速度制限性反応体分圧よりも1〜25psig低い値に、第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも低い場合には第一製品の速度制限性反応体分圧よりも1〜25psig高い値に設定する工程;(e)前記メルトインデックス設定値、温度設定値、及び速度制限性反応体分圧設定値を、重合製品が望まれる第二製品のメルトインデックス値及び第二製品の密度値からの許容範囲にある平均メルトインデックス及び平均製品密度を示すまで、保つ工程;(f)前記メルトインデックス設定値を望まれる第二製品のメルトインデックス値に変える工程;(g)前記の製品反応温度設定値を、(i) 第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも高い場合には望まれる第二製品の反応温度よりも0〜15°C高い値に、(ii)第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも低い場合には望まれる第二製品の反応温度よりも0〜15°C低い値に変える工程;(h)前記の速度制限性反応体分圧設定値を、(i) 第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも高い場合には望まれる第二製品の速度制限性反応体分圧よりも0〜25psig低い値に、(ii)第二製品のメルトインデックス値が第一製品のメルトインデックス値よりも低い場合には第二製品の速度制限性反応体分圧よりも0〜25psig高い値に変える工程;並びに(i)反応製品が第二製品のメルトインデックス値の許容限度内にある平均メルトインデックス値を示す時に、反応温度設定値及び速度制限性反応体分圧設定値を、望まれる第二製品の反応温度及び第二の速度制限性反応体分圧値に変える工程:を含む、前記方法。
IPC (2件):
C08F 2/34 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 2/34 ,  C08F 10/00

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