特許
J-GLOBAL ID:200903046577835590

被覆光ファイバの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214682
公開番号(公開出願番号):特開平10-059749
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】近年、被覆光ファイバの大量生産、コストダウンの要請から、被覆光ファイバの製造工程などが高速化され、分速1,000mを越すに至っている。この高速化に伴って、光ファイバに塗布された紫外線硬化性樹脂の硬化の際に発生するタール状有機物の発生量も増加し、そのタール状有機物は強制排気のみでは全てを除去しにくくなり、その残渣が石英管の内壁に付着して石英管紫外線透過強度を弱めるという問題が生じている。樹脂の硬化の不完全さを防ぐためには、被覆光ファイバの製造作業を中断して石英管の内壁のクリーニングを行わなければならず、被覆光ファイバの連続生産性を妨げている。【解決手段】石英系ガラスからなる光ファイバに紫外線硬化性樹脂を塗布し紫外線により紫外線硬化性樹脂を硬化させる被覆光ファイバの製造方法において、紫外線硬化性樹脂を被覆塗布した光ファイバを内表面に酸化チタンがコートされた石英管内を通過させ、前記紫外線硬化性樹脂を塗布した光ファイバに前記石英管の外側から紫外線を照射することを特徴とする被覆光ファイバの製造方法。
請求項(抜粋):
石英系ガラスからなる光ファイバに紫外線硬化性樹脂を塗布し紫外線により紫外線硬化性樹脂を硬化させる被覆光ファイバの製造方法において、紫外線硬化性樹脂を被覆塗布した光ファイバを内表面に酸化チタンがコートされた石英管内を通過させ、前記紫外線硬化性樹脂を塗布した光ファイバに前記石英管の外側から紫外線を照射することを特徴とする被覆光ファイバの製造方法。
IPC (2件):
C03C 25/02 ,  G02B 6/44 301
FI (2件):
C03C 25/02 C ,  G02B 6/44 301 B

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