特許
J-GLOBAL ID:200903046584733069

エアダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-168334
公開番号(公開出願番号):特開平6-050372
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 負荷が変化する扉を閉鎖状態から静かに開放できる様なエアダンパを従来よりコンパクトでありながら長いストロークを有し、一層重い荷重に適応できるように改良する。【構成】 内側シリンダ12を入れ子式に挿入できる外側シリンダ48、両シリンダに内挿する第1,第2のピストンヘッド、一次ばね42、二次ばね78、両シリンダ端に夫々スナップ係合する一次蓋、二次蓋を設ける。第1ピストンヘッドの円板18a,18bの間には一次リップシール20を備え、エアの流通する第1オリフィス24、スロット28、第2オリフィス26を備えている。第2ピストンヘッドも同様な構造になっている。例えば本装置をグローブボックス扉が閉状態から静かに開放され得る様に適用する際、再循環する内部空気は制御可能な複式オリフィス装置を通過する。
請求項(抜粋):
ハウジングに対して開閉可能で、負荷が変化する扉の一方向の動きを制動するためのエアダンパにおいて、閉鎖端部と、開口端部とを有する内側シリンダと、該内側シリンダに往復動可能に挿入され、該内側シリンダを第1ヘッド室と、第1軸室とに区分する様に該内側シリンダの内側壁に入れ子式に摺動可能な第1ピストンヘッドをその前端に有する一次軸とを備え、該第1ピストンヘッドが、第1ロッドによって結合される一対の軸方向に間隔を設けた第1,第2の円板と、該第1ロッドの外周面で形成される環状溝内に摺動可能に装着される一次リップシールとで形成され、更に、該第1円板の一部に形成される第1オリフィスと、該第2円板の一部に形成される第2オリフィスと、該第1ロッドの周辺に形成され軸方向の全長にわたって延びるスロットとを有する制御可能な第1オリフィス装置を備え、前記一次リップシールが、第1軸方向への前記一次軸の動きによって該第1オリフィスを通ってのみ通過する様に前記第1軸室から前記第1ヘッド室への空気流を制限し、更に、前記内側シリンダの開口端部に強固に固定され、挿通される該一次軸を収容する開口部を持つ環状フランジを有する一次蓋と、該一次軸のまわりに配置され、該一次軸の突出しに抵抗する様に前記第2円板と該一次蓋の環状フランジとの間に保持される一次圧縮ばねと、閉鎖端部と、開口端部とを有する外側シリンダとを備え、前記内側シリンダが、該外側シリンダを第2ヘッド室と、第2軸室とに区分する様に該外側シリンダの内側壁に入れ子式に摺動可能な第2ピストンヘッドをその前端に有し該外側シリンダに往復運動可能に挿入される二次軸として作用し、該第2ピストンヘッドが、第2ロッドによって結合される一対の軸方向へ間隔を設けた第3,第4の円板と、該第2ロッドの外周面で形成される環状溝内に摺動可能に装着される二次リップシールとで形成され、更に、該第3円板の一部に形成される第3オリフィスと、該第4円板の一部に形成される第4オリフィスと、該第2ロッドの周辺に形成され軸方向の全長にわたって延びるスロットとを有する制御可能な第2オリフィス装置を備え、前記二次リップシールが、前記第1軸方向への前記二次軸の運動によって該第3オリフィスを通ってのみ通過する様に前記第2軸室から前記第2ヘッド室への空気流を制限し、更に、前記外側シリンダの開口端部に強固に固定され、挿通される該二次軸を収容する開口部を持つ環状フランジを有する二次蓋と、該二次軸のまわりに配置され、該二次軸の突出しに抵抗する様に該二次蓋の環状フランジと前記第4円板との間に保持される二次圧縮ばねとを備えるエアダンパ。
IPC (3件):
F16F 9/00 ,  B60R 7/04 ,  B60R 7/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-225740
  • 特開昭63-225740

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