特許
J-GLOBAL ID:200903046595517597

回転電機用固定子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220527
公開番号(公開出願番号):特開平6-070516
出願日: 1992年08月20日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【構成】 固定子鉄心及び巻線を一回のワニス処理または樹脂処理でスロット内及び端部の絶縁層を強固に形成し、且つ、製造作業性の向上が実現できる回転機用固定子の製造方法を提供する。【効果】 固定子鉄心の内周側に薄板を密着させるので内周側から樹脂やワニス漏れを防止する。この為スロット内に樹脂やワニスの充填状態で硬化できる。又、端部はパックシートで覆う為、薄板とパックシートで端部から樹脂やワニスの漏れも防止。ドーナツ状のゴム製中空体は空気未圧入状態では外径が固定子鉄心の内径より小で挿入が容易にでき、空気圧入時に固定子鉄心の内径と略同径のものを選定するので、空気圧入状態では薄板を固定子鉄心に密着する。又、硬化後に空気を抜くので中空体外径が小さくなり薄板除去が容易にできる。しかも、固定子鉄心の内周に薄板が密着するので、余分な樹脂やワニスが固定子鉄心内周に付着せず付着ワニスや樹脂の除去不要で、回転子とのギャップも最小寸法で設定ができる。
請求項(抜粋):
誘導電動機等の回転電機の固定子において、固定子鉄心のスロットに巻線を挿入後に端部部分をパックシートで包み込み、固定子鉄心内周に薄板を沿わせた後に前記薄板内側にゴム製でドーナツ形状の中空体を複数個配置し、この中空体に空気を圧入して前記薄板を固定子鉄心の内周に密着固定させ、その後樹脂を含浸し加熱・硬化後に前記中空体の空気を排除し中空体,パックシート及び薄板を除去する工程を有することを特徴とする回転電機用固定子の製造方法。
IPC (3件):
H02K 15/12 ,  H02K 3/34 ,  H02K 3/38

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