特許
J-GLOBAL ID:200903046603207420

ヒート・ポンプを備えた蒸留プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307280
公開番号(公開出願番号):特開平10-156101
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】主成分が水から構成されていない場合における蒸気ジェット・ヒート・ポンプを備えた経済的な蒸留プラントを提供すること。【解決手段】蒸留プラント1は、作動流体がコンプレッサ10によって圧縮されるヒート・ポンプを備える。回収部6はプラント1の蒸留カラム2のストリッピング部20に配置され、回収された液体は気化されてストリップ蒸気として供給される。連結部26,27,28が回収部6と第1及び第2の蒸発器7,8とを連通する。液体はこれらの蒸発器7,8において気化される。コンプレッサ10は、第2の蒸発器8の蒸気が第1の蒸発器7の蒸気の駆動ジェット作用によって圧縮され、かつストリップ蒸気としてカラムで使用されるように、2つの蒸発器7,8及びカラム2と連結される。ポンプ70が第1の蒸発器7の連結部に配置され、かつ制限部材80が第2の蒸発器8の連結部に含まれる。
請求項(抜粋):
作動流体を蒸気ジェット・コンプレッサ(10)によって圧縮するヒート・ポンプと、ストリッピング部(20)及び前記ストリッピング部(20)の液体を回収する回収部(6)とを含むカラム(2)とを備え、前記回収された液体の少なくとも一部が気化されてストリップ蒸気として供給される蒸留プラント(1)であって、連結部(26,27,28)が前記回収部(6)と第1の蒸発器(7)及び第2の蒸発器(8)とを連通し、同第1の蒸発器(7)及び第2の蒸発器(8)はそれぞれ加圧下あるいは減圧下にて液体を気化し、前記蒸気ジェット・コンプレッサ(10)は連結部(71,81,11)を介して2つの蒸発器(7,8)及びカラム(2)に連結され、それにより前記第2の蒸発器(8)からの蒸気が前記第1の蒸発器(7)からの蒸気の駆動ジェット作用により圧縮され、かつストリップ蒸気としてカラム(2)中にて使用され、ポンプ(70)が前記第1の蒸発器(7)の連結部に配置され、かつ少なくとも一つの制限部材(80)が前記第2の蒸発器(8)の連結部に包含されることを特徴とする蒸留プラント。
IPC (2件):
B01D 3/14 ,  B01D 3/32
FI (2件):
B01D 3/14 ,  B01D 3/32 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-220585
  • 特開昭49-108103
  • 特開昭60-255103
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