特許
J-GLOBAL ID:200903046603476765

トルク伝達装置用摩擦ライニング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-035624
公開番号(公開出願番号):特開平8-035532
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 液体または潤滑剤によって冷却される、支持体(2)上に摩擦面(6)を形成するために固定され、トルクを対向面に伝達するトルク伝達装置の摩擦ライニングを、人造繊維の利点を焼結金属ライニングの利点と結合するように改善しかつ廉価にする。【構成】 摩擦ライニングが少なくとも2つの層、しかも支持体(2)上に固定され、セルロースを主材とし人造繊維および充填材を有して構成された少なくとも1つの多孔性基層(11,11′)および該基層(11,11′)上に固定され、熱硬化性合成樹脂結合された人造繊維からなる多孔性摩擦層(12)から構成されている。摩擦層は基層よりも大きい多孔性を有する。
請求項(抜粋):
支持体上に摩擦面を形成するために固定できかつトルクを対向面に伝達する、トルク伝達装置、殊に摩擦クラッチ、同期化エレメントまたはブレーキ用の摩擦ライニングであって、摩擦ライニング(5)が少なくとも2つの異なる多孔性層から構成されていて、そのうち一方が支持体(2)上に固定され、セルロースを主材とし人造繊維および充填剤を有してなる多孔性の基層(11,11′)に、同様に多孔性で、熱硬化性樹脂結合された繊維から製造された摩擦層が固定されているライニングにおいて、液体または潤滑剤によって冷却される摩擦ライニングの多孔性基層(11,11′)が200〜1500g/m2の重量を有し、基層(11,11′)に固定された摩擦層(12)が熱硬化性樹脂結合された人造繊維、ガラス、鉱物またはセラミックからなり、かつ摩擦層(12)が基層(11,11′)よりも大きい多孔度を有することを特徴とするトルク伝達装置用摩擦ライニング。
IPC (2件):
F16D 69/00 ,  F16D 69/02
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭63-152735
  • 特開昭63-176827
  • 特開昭60-206838
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