特許
J-GLOBAL ID:200903046608265398

電圧制御発振器及びこれを用いた半導体集積回路及び位相同期ループ回路及びこれを用いた中間周波数処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥居 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230760
公開番号(公開出願番号):特開平11-068524
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 電源電圧より小さく且つ接地電位より大きな狭い振幅範囲を有し、高い周波数で発振できる電圧制御発振器(VCO)を提供する。【解決手段】 電流制御素子α,βは、電源電位(VCC)から接地電位(GND)に向けて常に電流を流す働きを持つ。各電流制御素子α,βには時間によらずに電流が流れるので、各電流制御素子の両端にはそれぞれ必ず電位差が生じている。B点の電位は付加容量CL の電位に等しいので、発振電圧範囲は電源電圧よりも小さくなる。これは、インバータ回路における充放電すべき見かけの容量が小さくなったことと等価であり、インバータ回路の遅延時間が小さくなる。つまり、電流制御素子α,βが接続された電圧制御発振器(VCO)であれば、電源電圧より小さく且つ接地電位より大きな狭い振幅範囲となり、高い周波数で発振できることになる。
請求項(抜粋):
インバータ回路を奇数個リング状に接続して成る電圧制御発振器において、隣り合うインバータ回路間を接続する発振信号線と電源電位との間には第1の制御信号により電流が変化する第1の電流制御素子を設け、前記発振信号線と接地電位との間には第2の制御信号により電流が変化する第2の電流制御素子を設けたことを特徴とする電圧制御発振器。
IPC (3件):
H03K 3/354 ,  H03K 3/03 ,  H03L 7/099
FI (3件):
H03K 3/354 B ,  H03K 3/03 ,  H03L 7/08 F

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