特許
J-GLOBAL ID:200903046614619533

計算機システムのアプリケーションプログラム障害発生時の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 土橋 皓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222561
公開番号(公開出願番号):特開平7-078094
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 計算機システムのアプリケーションプログラム障害発生時の制御方法に関し、計算機システムの効率を低下させることなく、アプリケーションプログラムの障害に対処することができるようにすることを目的とする。【構成】 計算機システムの運用制御を行うオペレーティングシステムプログラムと、当該オペレーティングシステム上で作動するアプリケーションプログラムと、を別個に構成し、区別された異なるアドレス空間に有する計算機システムのアプリケーションプログラムに障害が発生した時(S1)、障害データの収集処理(S6)と、障害が発生したアプリケーションプログラムの代行処理(S9)をユーザーモードで作動するアプリケーションプログラムで行うものとして構成する。
請求項(抜粋):
オペレーティングシステムを構成し、計算機システムの運用制御を行うオペレーティングシステムプログラムと、当該オペレーティングシステム上で作動するアプリケーションプログラムと、を別個に構成し、区別された異なるアドレス空間に有する計算機システムのアプリケーションプログラムに障害が発生した時の制御方法において、アプリケーションプログラム毎に障害が発生した場合に収集する情報の種類及び手順を示す障害情報収集手順を格納した収集手順ファイルを設け、アプリケーションプログラムの1つとして、当該アプリケーションプログラムのプログラム空間内に、オペレーティングシステムの管理情報を格納する管理情報格納空間、障害アプリケーションプログラムのプログラム空間を格納する障害アプリケーションプログラム格納空間、及び、障害情報収集手順を格納する障害情報収集手順格納空間を有して、他のアプリケーションプログラムの障害発生時の制御処理を実行する専用の障害処理アプリケーションプログラムを設け、オペレーティングシステムには上記障害処理アプリケーションプログラムからの依頼で任意の他のアプリケーションプログラムをオペーティングシステムのアプリケーション運用管理の対象から外し、当該他のアプリケーションプログラムのプログラム空間を情報収集アプリケーションプログラムのプログラム空間に転送し、且つ、他のアプリケーションプログラムのプログラム空間を開放・削除する機能を設け、オペレーティングシステムがアプリケーションプログラムの障害を検出したとき(S1)、オペレーティングシステムは障害処理アプリケーションプログラムの管理情報格納空間にアプリケーション管理情報を含む管理情報を退避し(S2)、オペレーティングシステムは障害処理アプリケーションプログラムに対して通知を行って障害処理アプリケーションプログラムの起動を行い(S3)、起動された障害処理アプリケーションプログラムは指定された障害アプリケーションプログラムのプログラム空間を自プログラムの障害アプリケーションプログラム格納空間に取り込み(S4)、障害処理アプリケーションプログラムは障害情報収集手順を収集手順ファイルから取り出し障害情報収集手順格納空間に格納し(S5)、障害処理アプリケーションプログラムは当該障害情報収集手順に従い指定された情報を編集してファイルに格納し(S6)、オペレーティングシステムは情報の退避が終了した時点でオペレーティングシステムに依頼して取り込んだ障害アプリケーションプログラムのプログラム空間及び実メモリの開放・削除を行う(S7)ことを特徴とする計算機システムのアプリケーションプログラム障害発生時の制御方法。
IPC (2件):
G06F 11/00 330 ,  G06F 9/00 360

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