特許
J-GLOBAL ID:200903046615579721

密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-105311
公開番号(公開出願番号):特開平8-303474
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 装着時にシールリップが回転部に対して密着不良になることがなく、また、シール空間の減少を招くことがなく、シール性能を向上できる密封装置を提供する。【構成】 シール部材1は、外輪G1の内周面に沿って軸受K1の軸方向外方に向かって延びている軸方向延在部5と、軸方向延在部5の軸方向内方の根元に連なっており、径方向外方に突き出すように湾曲して外輪内周凹面12に圧接している湾曲部10と、外輪段面13に圧接している径方向延在部11とを有している屈曲部6と、覆い部7とを備えている。【効果】 かしめ治具KG1で軸方向延在部5を押すことによって、かしめ治具KG1を外輪G1の内側まで深入させることなく、湾曲部10が凹面12に圧接されるが、径方向延在部11は段面13に当たって動かない。
請求項(抜粋):
転がり軸受の外輪とこの外輪内に回転可能に支持された回転部材との間の環状空間に配設されて上記環状空間を密封する略環状のシール部材を有する密封装置であって、上記シール部材は、上記外輪の内周面に沿って軸受の軸方向外方に向かって延びている軸方向延在部と、上記軸方向延在部の軸方向内方の根元に連なっており、上記軸方向延在部よりも径方向外方に突き出すように湾曲していて、この湾曲している面が上記外輪の内周に形成されている凹面に圧接している湾曲部と、上記外輪凹面から径方向内方に延びていて軸方向外方に向いている外輪段面に圧接している径方向延在部とを有している屈曲部と、上記屈曲部から連なっており、上記環状空間を覆い、径方向内端にシールリップを有する覆い部とを備えていることを特徴とする密封装置。

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