特許
J-GLOBAL ID:200903046618029560

エアゾール式噴出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136058
公開番号(公開出願番号):特開平11-310286
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】子供の悪戯等による本来の目的以外の噴出を防止し、さらにロック部材の組付けを溝部内へ嵌合させるだけにして組立性の向上を図る。【解決手段】内向きフランジ状頂板14後部に前後両面および上面開口の溝部15を形成し、溝部15に摺動自在に嵌合させた筐体状部18の前部上面を押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、筐体状部18下部前面から左右一対の細長弾性板19を前方突設して、該細長弾性板間に噴出用ステム5下部を挟持させると共に、細長弾性板19の前端から左右方向内方へ抜止め突部20を突設し、筐体状部18は、押下げヘッド外周壁9下端へ筐体状部前部上面を係合させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から筐体状部18前部上面を離脱させた非係合位置とを有する。
請求項(抜粋):
周壁1上端部に環状突部2を周設し、かつ頂壁3中央部を貫設させて噴出用ステム5を上方付勢状態で起立するエアゾール缶Aと、上記噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周部から外周壁9を垂設するノズル付き押下げヘッドBと、上記環状突部2外周面へ緊密に嵌合させた基筒12上端から内向きフランジ状頂板14を突設すると共に、該内向きフランジ状頂板後部を前後両面および上面開口の溝部15を形成した基部材Cと、上記溝部15に前後方向へ摺動自在に嵌合させた筐体状部18の前部上面を上記押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、筐体状部18下部前面から左右一対の細長弾性板19を前方突設して、該細長弾性板間に噴出用ステム5下部を挟持させると共に、細長弾性板19の前端から左右方向内方へ抜止め突部20を突設したロック部材Dとを有し、上記溝部15の左右両面または筐体状部18の左右両面の一方に係合突条16を、他方に係合段部21を、それぞれ前後方向へ形成して、これら係合突条16と係合段部21とを摺動自在に係合させ、上記ロック部材Dは、押下げヘッド外周壁9下端へ筐体状部18の前部上面を係合させると共に、細長弾性板19間に噴出用ステム5下部を挟持させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から筐体状部18を後方へ離脱させると共に、抜止め突部20を噴出用ステム5の下部前面に係合させた非係合位置とを有する、ことを特徴とするエアゾール式噴出器。

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