特許
J-GLOBAL ID:200903046619250392

水分測定装置およびその水分測定装置を備えた土壌灌水制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 兼子 直久 ,  伊藤 愛 ,  橋本 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-092055
公開番号(公開出願番号):特開2006-275615
出願日: 2005年03月28日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 被測定対象物に含有される水分をその被測定対象物の外方から非接触で測定することのできる水分測定装置と、その水分測定装置により、土壌の水分状態を正確に検出し、その検出された水分状態に対応した的確な灌水量で、土壌に対する灌水を制御する土壌灌水制御システムとを提供すること。 【解決手段】 灌水チューブ2にて輸送された輸液は、ドロップポイントPへと滴下される。ドロップポイントPを中心とする測定エリアにおいて、各水分センサ6は、各測定点の赤外線強度を検出する。検出された赤外線強度から水分センサ装置で土壌の表面温度が算出されると共に、外気温度との温度差が求められる。そして、その温度差からPF値と水分量とが算出される。メイン制御装置は、算出されたPF値と水分量とに基づいて灌水量を制御する。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
被測定対象物に含有される水分を測定してその測定された水分を示す水分情報を出力する水分測定装置において、 前記被測定対象物の表面から放射される赤外線を検出する赤外線検出部を有し、その赤外線検出部により検出された赤外線の強度に基づいて前記被測定対象物の表面温度を非接触で測定し得る対象温度測定手段と、 前記被測定対象物と比較する標準物質の温度を測定する標準温度測定手段と、 その標準温度測定手段により測定された標準物質の温度と、前記対象温度測定手段により測定された被測定対象物の表面温度との温度差を算出する温度差算出手段と、 前記標準物質の温度と前記被測定対象物の表面温度との温度差と、前記被測定対象物に含有される水分との間の相関関係を示す演算式を記憶する演算式記憶手段、または、前記温度差に対応させて前記被測定対象物に含有される水分を示す水分情報を予め記憶するテーブルのいずれかと、 前記演算式記憶手段に記憶される演算式または前記テーブルに基づいて、前記温度差算出手段により算出された温度差から前記被測定対象物の水分情報を導出する水分情報導出手段とを備え、 前記被測定対象物の外部において、前記被測定対象物に非接触で前記被測定対象物が含有する水分を測定することを特徴とする水分測定装置。
IPC (3件):
G01N 25/56 ,  A01G 25/16 ,  G01N 33/24
FI (3件):
G01N25/56 E ,  A01G25/16 ,  G01N33/24 C
Fターム (11件):
2G040AB12 ,  2G040BA03 ,  2G040BA29 ,  2G040BB04 ,  2G040CA23 ,  2G040DA05 ,  2G040DA15 ,  2G040GA01 ,  2G040HA08 ,  2G040HA16 ,  2G040ZA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 灌水方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-285511   出願人:鹿島建設株式会社

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