特許
J-GLOBAL ID:200903046620056451

組織膨張および薬剤搬送のためのカテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279208
公開番号(公開出願番号):特開平10-118195
出願日: 1997年10月13日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 従来のものにおいては、処置時に、新たに発生した傷害に対して血液が接触してしまい、治癒を困難としていた。【解決手段】 カテーテル18と;処置部位において周囲組織と実質的に適合性高く当接するよう膨張可能でありかつ当接時において処置流体を投与し得るよう構成されたシース22と;シースを径方向に移動させるために、また、シースの周囲組織に対する当接を維持するために、さらに、処置流体を提供するために、圧力をもって処置流体を供給するためのシリンジ38と;シース22を介して周囲組織に対して径方向に作用して周囲組織の膨張をもたらし得るよう径方向に膨張可能とされた膨張バルーン24と;を具備してなり、膨張バルーン24とシース22とは、互いに独立に、カテーテル18に対して取り付けられている。
請求項(抜粋):
体内挿入可能な処置デバイスであって、基端領域と先端領域とを有するとともに、前記先端領域を生体管腔内における処置部位へと配置し得るよう管腔内を操作可能とされた、長尺の搬送部材(18、90)と;前記搬送部材の前記先端領域に沿って取り付けられるとともに、前記処置部位において周囲組織と実質的に適合性高く当接して処置流体を収容するための隔室(52、100)を形成し得るよう膨張可能であり、かつ、前記当接時において前記隔室内から前記周囲組織に対して前記処置流体を挿通させ得るよう構成された、シース(22、92)と;前記当接をもたらすよう前記シースを径方向に移動させるために、また、前記当接を維持するために、さらに、前記挿通のための前記処置流体を提供するために、前記隔室に対して、圧力をもって前記処置流体を供給するための手段と;前記搬送部材に対して取り付けられるとともに、前記隔室内に配置され、かつ、前記シースを介して前記周囲組織に対して径方向に作用して前記周囲組織の膨張をもたらし得るよう径方向に膨張可能とされた、組織膨張手段(24、104)と;を具備してなり、前記膨張手段と前記シースとは、前記膨張手段を径方向に膨らませることなく前記シースを径方向に移動させて前記当接をさせるために、かつ、前記シースの前記当接を維持したままでの前記膨張手段の径方向収縮を可能とするために、互いに独立に、前記搬送部材に対して取り付けられていることを特徴とするデバイス。
IPC (2件):
A61M 29/00 ,  A61M 25/00
FI (2件):
A61M 29/00 ,  A61M 25/00 410 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 拡張カテーテル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-287926   出願人:テルモ株式会社
  • カテーテル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-304799   出願人:三菱電線工業株式会社
  • 特公平4-064709

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