特許
J-GLOBAL ID:200903046620238665

メチルメルカプタンの連続的製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-356621
公開番号(公開出願番号):特開平10-195040
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 メチルメルカプタンの連続的製法【解決の手段】 本発明は、メタノール及び硫化水素の触媒反応によりメチルメルカプタンを連続的に製造する方法に関する。本発明は、出発物質気体混合物調製、反応熱及び生成物気体混合物のエンタルピーの利用に際しての著しい改善が包含される。メタノールを蒸発させるために必要なエネルギーは、部分的に硫化水素気体の圧縮熱を利用することにより及び反応器から出てくる生成物気体のエンタルピーによりもたらされる。反応熱は、出発物質気体混合物を外部ガスヒーターの助けをかりて反応温度まで加熱するために使用される。
請求項(抜粋):
メタノール及び硫化水素から成る出発物質気体混合物を蒸気相中で反応温度300〜500°Cで作業圧力5〜15バールで、酸化アルミニウムを基礎とする触媒床に接して反応させ、引き続きメチルメルカプタンを生成物気体混合物から吸着及び蒸留により分離し、使用されなかったメタノール及び硫化水素を循環させ、不活性気体及び廃水を除去し、使用したメタノール及び硫化水素を補充することによってメチルメルカプタンを連続的に製造するに当たり、出発物質気体混合物を下記方法:a)硫化水素-新製気体を液体メタノールの添加下で中間圧まで圧縮し、b)循環させた硫化水素気体を新製気体と混合し、混合物を作業圧まで圧縮し、c)更なるメタノールをメタノール蒸気の形で圧縮気体混合物に供給して硫化水素対メタノールのモル比1.1〜3を有する出発物質気体混合物を生じさせ、d)出発物質気体混合物を150〜200°Cの予熱温度まで加熱し、e)更に出発物質気体混合物を、触媒床の所で発生する反応熱と熱交換して反応温度まで加熱し、f)メタノール及び硫化水素を触媒床に接して反応させてメチルメルカプタンにする:によって得ることを特徴とする、メチルメルカプタンの連続的製法。
IPC (5件):
C07C321/04 ,  B01J 21/04 ,  B01J 23/30 ,  C07C319/08 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C321/04 ,  B01J 21/04 X ,  B01J 23/30 X ,  C07C319/08 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭38-010519
  • 特公昭38-014556
  • 特公昭33-007367

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